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可能性に挑むために、何をしたか可能性に挑むために、何をしたか

e-DRAGe-DRAG

K-CLIMB

ドラッグレースのために、
1gでも軽く。

スタートから一直線にゴールめがけて猛ダッシュし、数秒から十数秒で勝負が決まるドラッグレース。速さのためにまず重要なのは車体の軽さです。e-DRAGは、鉄に比べて約10倍の強度を持ちながら比重は約1/4というカーボン繊維と、樹脂の複合材であるCFRP製のパーツをボディーパネルに多用し、軽量化を図りました。原型を起こすにも労力がかかり、その型に素材シートを貼り付け、窯の中で加熱・加圧して成形。そうしてつくり出すパーツを各ピラー、クォーターパネルを除くボディーパネル全面に換装。なかでも、フロント回りはバンパー、フード、フェンダーを一体成形カウルとし、取付構造の簡素化、大幅な軽量化を図っています。また、リアバンパーとテールゲートもCFRP製のパネルに変えたほか、タイヤハウスを切り、インナーフェンダーなど内蔵物を取り外すことも行っています。

また、フロントとサイドとリアのウインドウは、重量物であるガラスに代えてアクリル製に。内装についても、後席は取り外し、フロントシートはKIRKEY製のアルミバケットシートに換装(競技時は助手席を取り外す予定)。内装材、防振・吸音材も徹底的に剥ぎ取るなど、これらトータルで軽量化を図っています。

正確に直進させる。力を伝えきる。

挙動を乱さず、一直線に走り切る。それは意外に簡単なことではありません。e-DRAGは足回りを、旧型シビックのサスペンションを参考に、直進安定性を高めるため、ワンオフのサスペンションに換装。ロアアームもピロボール式とすることで、調整幅を持たせています。さらに、もうひとつ重要なことは、モーターが生み出す強力なトルクを余さず推進力に変えること。そのため車体の前後重量バランスの最適化も行い、駆動輪を空転させずに猛然とダッシュできるようチューニングを図っています。

またタイヤは、ドラッグレースの世界で定評のあるM&Hレースマスターのドラッグレーシング・スリックタイヤをリアに装着。ホイールには、そのタイヤに対応できるサイズで、かつ軽量であることから、初代NSXがフロント側に採用していた17×7JJ鍛造アルミホイールを採用。 さらに、スタートの直前に前側のブレーキをロックし、リアタイヤを意図的にホイールスピンさせて温度を高め、路面との密着性を高めるためのラインロックも装備しています。 ※8.5/26.0-17

e-DRAGはこのほか、●6点式ロールバー ●4点式シートベルトを装備し、国内のドラッグレースのレギュレーションを考慮した内装の仕立てとしています。