東京オートサロン2021が
中止と決まった中で。

2020年の暮れ、東京オートサロンリアル開催中止が決定。そうした中でも変わらず進んだK-CLIMBの制作。この日は、展示用として用意していた車両とは別の車両を使い、新たに専用開発した外装パーツについて、その形状や車両との合わせ具合を確認する作業が主に行われました。

ステージで披露を
予定していた通りに。

今回の東京オートサロンはバーチャルブースでの出展のみと決まった後も、従来の日程に沿って制作が進んだ車両。幕張で出展した場合に備えた新型コロナ感染症対策として、説明員がいなくても換装した部位がお客様に分かるよう配慮したボディーの書き込みも、そのまま仕上げています。この段階では室内には手が入っていないものの、外装パーツ、タイヤ、サスペンションなど走行性能に関わる部分は換装済み。これから実走を重ねながらセッティングを行っていきます。

いよいよサーキット走行デビュー。

残すはボディーのカラーリングのみという段階まで制作が進んだK-CLIMBを、千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイに持ち込み、満を持して実走へ。ノーマル車との比較走行も交え、実際にサーキットを走り、新たに開発した足回りが生む軽快かつ力強い走りを肌で実感。今後、足回りをより熟成させていくのが待ち遠しくてたまらない、そんな想いをメンバーで共有しました。

選ばれたカラーリングデザインに。

「カラーリングデザインは、みなさまに決めてもらおう」と、ホンダアクセスの東京オートサロンサイトで実施した人気投票。その決定案をいよいよ実車に施す工程に。リアに向かってボディーサイドを斜めに駆け上がる、山道をイメージしたラインを境に、フロントはホワイト、リアはイエローに塗り分けられたボディー。さらにボディーサイドには、ワインディング路をモチーフにしたK-CLIMBのロゴが描かれ、エネルギッシュさを強調した仕上がりとなりました。