隈 泰行

商品企画部

コンセプトモデルで終わらない、
ここから始まるクルマを。

商品企画部 隈 泰行

これまでホンダアクセスは、オートサロンで累計100台ほどのクルマを出展してきました。多くは量産につながらなかったり、実際には走行できない車両もあって、まずそこを変えたいと思っていました。私は去年のオートサロンで未来の子供向けのEVを企画したんですが、オートサロンのお客様には響かなかった(笑)。やはりオートサロンは「スポーツ」なんですね。けれどスポーツの王道はHondaもやっているし、ホンダアクセスも取り組んでいる。私たちが目指したのは、一般の方が気軽に参加できて、お客様との距離が近い舞台。しかもドラッグレースやヒルクライムレースなど、これまで私たちが目を向けてこなかった新しい領域です。そして、これらは私たちホンダアクセスだからこそできる挑戦と思っています。マイナーな分野かもしれないけれど、始めてみて気づくことがいっぱいあるはずで、それは新しい可能性を拡げるために絶対必要なことだと思うんです。今回、そんな背景もあって、モータースポーツへの造詣が深いチューニングメーカー、(株)HKS様の協力を仰いでいます。外部の方の知見を借りながら創り上げる、これはホンダアクセスとして今までやってないことで、そうしたことでも新しい気づきが得られればと思っています。みなさんにお見せできる日を想像しながら、生みの苦しさより楽しさが勝る開発を進めています。

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