今季からWGP125ccに本年度新たに出場する選手へ年齢制限ができたため、ベテラン勢の活躍が目立った今年のGP125クラス。開幕戦MINEは予選から圧倒的な強さを見せた菊池寛幸、藤岡祐三、仲城英幸のHonda勢が表彰台を独占。以後のレースもこの3人がリード。第2戦は仲城、第3戦は藤岡、第4戦は仲城が優勝と勝者こそ入れ替われるが、常に彼ら3人で表彰台を独占し続ける。しかし、第5戦もてぎで菊池が転倒、葛原稔永がポール トゥ ウィンで初優勝を飾り、3人の争いに割って入っていく。第7戦鈴鹿では、PPの仲城がレースを終始リードして今季3勝目を飾り、ランキング首位の藤岡との差を2点に縮める。そして最終戦となった第8戦TIで藤岡との一騎打ちを制して、逆転で仲城が2年連続4度目のチャンピオンを獲得。以下、藤岡、葛原、青山、菊池とHonda勢が続いた。また、Honda勢は全勝はもちろんのこと、8戦中7戦で表彰台を独占した。 |