'01年チャンピオンの熱田孝高が世界選手権に転向し、今シーズンのHRCは小田切一剛と高濱龍一郎の2人体制で戦うことになった。名阪スポーツランドで行われた開幕戦で、小田切が両ヒートを制する完全優勝。どちらも2位に10秒以上の差をつける完璧な走りで好スタートをきる。また、第2戦ヒート2では、高濱が昨年の四国大会以来となる優勝を飾る。しかし、高濱は続く第3戦でマルチクラッシュに巻き込まれリタイア。腰を痛め、歩くのもままならない状態となるが、次戦第4戦に痛みをこらえて出場すると、成田亮、勝谷武史とのデットヒートを制し、見事今シーズンの2勝目を獲得。第9戦からは、世界選手権を終えて帰国した熱田が参戦。早速、ヒート1で2位をゲット。ヒート2では優勝を果たし、世界での成長ぶりを日本のファンの前で披露した。年間のポイントランキングは、20戦中8勝をあげた成田が初のチャンピオンを獲得。高濱は3位、小田切は6位でシーズンを終えた。 |