昨シーズンのチャンピオンである田島久誌が250ccクラスへ移り、激しいバトルが予想された'02シーズンの125ccクラス。小方誠は開幕戦こそ出遅れたものの、第2戦で優勝。国際A級2年目にして初勝利を飾った。また2位には芹沢直樹が入り、Honda勢がワンツーフィニッシュを達成。ヒート2でも戸田蔵人が優勝、芹沢3位とHonda勢が好レースを展開する。芹沢は第3戦でも両ヒートで表彰台に入るなど、安定した走りを続ける。第4戦ヒート2では、小方を2秒差で振り切って戸田が今季2勝目、再びワンツーを達成する。その後も小方、芹沢、戸田らのHonda勢は、多くのヒートで上位を獲得した。また、シーズン最後を飾る日本GPでは、招待選手としてE.フォンセカが参戦。4ストロークニューマシンCRF250Rを駆って、ヒート1優勝、ヒート2で2位表彰台を果たす。年間チャンピオンは、20戦中8勝をあげた加賀真一。小方は4位、芹沢は5位、戸田は6位でシーズンを終えた。 |