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ヒート1は追い上げで優勝した小田切
初のパーフェクトを喜ぶ小田切
高濱は転倒もあり不本意な8/9位
小田切はヒート2のホールショットを取る
全日本モトクロス選手権
近畿・名阪
[2002.04.14]
JMXレースレポート 
第1戦 近畿大会(奈良県・名阪スポーツランド)
2002年 4月14日開催  
天候:晴れ 気温:24℃ コースコンディション:ドライ 観客:11,000人
小田切&CRF450R
初のパーフェクトウィン(1/1位)!

ディフェンディングチャンピオンの熱田がWGPへと羽ばたいたため、今季のHRCは小田切と高濱の2人体制でタイトルを目指す。熱田の昨年のゼッケン#2を受け継ぐ小田切一剛は、今季開幕戦をパーフェクトウィン。両ヒートを制すのは初の快挙である。2年目を迎えるCRF450Rの本格参戦が、いよいよタイトルへ向け動き出したことを証明して見せた形となった。

全日本モトクロス選手権2002年シリーズの開幕戦は、名阪スポーツランド。常設コースとして多くのライダーに親しまれるこの会場だが、好天に恵まれ初夏を思わせる陽気となった名阪スポーツランド。路面はサンド。コンディションはドライ。ベストコンディションとなった。

●250ヒート1
田中教世がホールショットを決め始まった全日本の開幕戦ヒート1。チームHRCの小田切一剛は、中団に飲み込まれオープニングラップを8位で通過。しかしながら、徐々にポジションを回復していく。3周目には勝谷を抜いて6番手となり、トップを走行していた田島を目指す。単独で2番手を走っていた成田のペースが乱れて、田中教世が2位に浮上。それと同時に小田切も3位に浮上した。

8周目、最終コーナーで田中教世を抜いた小田切は、続く9周目に田島もパス。ついにトップに躍り出た。終始安定したペースを保つ小田切に、他のライダーは続くことが出来ない。16周目、ようやく大河原が2位に浮上するも時すでに遅し。16秒の大量リードを築いた小田切は、全く危なげのないレース運びで独走優勝。高濱龍一郎は、スタートでの出遅れが尾を引き8位となった。

●250ヒート2
会心のホールショットから小田切が飛び出す。安定したペースで他を寄せ付けない走り。高濱も好スタートを見せたが、1周目で転倒を喫しポジションを大きく落としてしまう。2周目、大河原が2番手に浮上。同じく田島も3番手に。これでヒート1と同じライダーが上位にそろう展開になった。

この後、まず田島が遅れて脱落。大河原は、前を行く小田切を追ったがレース中盤から遅れ始め、小田切の安定したスピードにより、またしても12秒の大量リードを築くことになった。最終ラップまで気を抜かずに走りきった小田切の完全優勝。最後まで粘り強く走った高濱は、9位まで順位を回復。確実にポイントを取った。

●125ヒート1
ホールショットを決めたのは、国際A級2年目の小方誠。しかしゼッケン#1をつける加賀真一が、1周目からすぐにトップを奪う。後方には戸田蔵人、渡辺学、鈴木友也と続く。芹沢直樹はスタートで出遅れ、20位付近から追い上げを開始。トップに立った加賀は2周目からレースをリード。安定感のある走りでレースを支配した。芹沢は4位まで挽回した。

●125ヒート2
渡辺学がスタートで飛び出す。このヒートでの加賀は、後ろから追い上げる。2周目、4番手から慎重に追い上げ、6周目に渡辺の背後から一気にトップに浮上。そのまま逃げ切って2連勝を手にした。芹沢直樹は2度の転倒によりペースを乱してしまい、11位に終わった。

小田切一剛(1/1位)
レース前はちょっと緊張してたんです。スタートも出遅れてしまって、心配だったんですけど、すぐ先頭に追いついて良かったです。あせらずに走っていたら、後ろのほうも徐々に離れていった。ヒート2も同じです。意識しないで走れたのが良かったですね。コースは荒れてましたが、両ヒートともマイペースが出せた。後ろは気にしないで……。でもレースなんで、最終ラップまで気が抜けませんでした。ラスト1周で転倒リタイアというのも小さい頃はありましたし……。気を抜かないで最後まで走りました。第1戦というのはみんなの調子を考えるレースなので、勝てることはもちろんですが、完走できたことが何よりもうれしいです。

高濱龍一郎(8/9位)
精一杯がんばりました。遅れてしまったのは自分のミス。マシンに関しては完璧。でも、いろんな展開のレースがあるし、スタートも出遅れてしまったので総合8位でした。ヒート2はスタートも前に出ていたんですけど、1周回る前に突き刺さってしまって前転。そこからの追い上げとなった展開です。こういうポイントを落としたレースはしたくないので、自分のレースというものを振り返って、何が原因だったか反省し、次のレースに結びつけたいと思います。

レース結果などの詳しい情報は、こちらでご覧いただけます。
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