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混戦の125ccで抜け出た3強
唯一の日本人、小山はランキング8位

250ccに代わり登場したMoto2により、唯一の2ストローククラスとなった登竜門クラス、125cc。日本人選手としては小山知良(アプリリア)が参戦し、アプリリアが大多数を占める参加チームの中、マルセル・シュロッターが唯一のHondaライダーとしてフル参戦した。

注目ライダーはマルク・マルケス、ニコラス・テロール、ポル・エスパルガロで、この3名を中心に激戦が展開される。

開幕戦をテロールが制すれば、第2戦、第3戦とエスパルガロが連勝。第4戦からはマルケスが5連勝とライバルを突き放し、その後はテロールが2連勝。11戦までを消化した段階で、上位のマルケス、テロール、エスパルガロのポイント差はわずか5ポイントだった。

しかし、後半戦でもマルケスがチャンピオンシップをリードし第14戦から4連勝を果たす。最終戦ではブラッドリー・スミスが初優勝を遂げ、ランキング4位。シリーズチャンピオンは2位のテロールに14ポイント差をつけたマルケスの頭上に輝いた。3位はエスパルガロだった。

小山は第8戦で2位となるほか安定してポイントを稼ぎ、ランキング8位。唯一のHondaライダーであるシュロッターは27ポイントを獲得し、ランキング18位でシーズンを終えた。

2010 ポイントスタンディング

ライダー

順位 ライダー マシン 総合 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
1M.マルケスデルビ31016-162525252525  9 6 25 - 25 25 25 25 13
2N.テロールアプリリア296252020201320--  25 25 20 20 20 16 16 20 16
3P.エスパルガロデルビ28113252516201616-  20 16 10 25 13 20 20 6 20
4B.スミスアプリリア223813111316132011  10 - 13 16 16 11 11 16 25
5E.バスケスデルビ15220-13115-118  - 13 16 13 - 13 13 8 8
6E.ラバトアプリリア147916997--13  16 11 9 9 10 9 10 - 10
7S.コルテセデルビ14311510-10111316  - 20 11 11 4 10 - - 11
8小山知良アプリリア127711881121020  7 - 8 10 - 7 9 - 9
9R.クルメンナッハアプリリア11310821091095  - 9 7 - 5 6 7 9 7
10D.ウェッブアプリリア935-766969  - 10 6 7 9 - 6 7 -

コンストラクター

順位 コンストラクター 総合 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
1デルビ4052025252525252525  20 20 25 25 25 25 25 25 20
2アプリリア3482520202016202020  25 25 20 20 20 16 16 20 25
3Honda27-4-3--22  3 - - 3 2 1 3 - 4
4KTM6-------6  - - - - - - - - -
5ランブレッタ1-1------  - - - - - - - - -

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