1959年、Hondaはロードレース世界選手権(WGP)のマン島T.T.レースに初めて参戦しました。このレースに参戦するにあたって開発したのが、空冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・2気筒・125ccエンジンを搭載するワークスマシン「RC142」です。
Hondaは、このマン島T.T.レースへの参戦以来、数多くのチャレンジを繰り返しながら戦って参りました。
今年は、HondaにとってWGP参戦50周年という特別な年にあたり、記念活動の一環として2年前から「RC142」の復元作業を進めてきました。
そして、来る7月26日(日)鈴鹿8耐の決勝日に、このRC142が鈴鹿サーキットを走ります。50年前にマン島の地を駆け巡ったHondaサウンドを、ぜひ聞きにいらしてください。また今回、1963年にRC142と一緒にWGP250ccクラスにフル参戦したRC164も走行します。
この記念走行は、鈴鹿8耐決勝スタート前の、10:10〜10:40に国際レーシングコースにて行われます。
また、鈴鹿8耐開催期間中(7月24日(金)〜26日(日) 於:GPスクエア)は『WGP参戦50周年記念 特別企画展』を開催します。現在、MotoGPクラスに参戦するHondaワークスマシン RC212V(レプソル・ホンダカラー)をはじめ、RC142、NSR500などそれぞれの時代を飾ったHondaのマシン全9台を展示します。