ドライバー異常時対応システム

Honda SENSING 360+装備車

ドライバー異常時対応システムは、運転者の体調急変等により運転を継続することができないと判断した場合に車線逸脱と加速を抑制して減速・停車させるシステムです。

警告

緊急時停車支援機能は、運転者が一定時間システムからの操作要求に応じない場合に作動するシステムです。あらゆる状況で安全な停車、衝突回避や衝突による被害軽減を保証するシステムではありません。


意図的にシステムを作動させると、思わぬ事故につながり、死亡または重大な傷害にいたるおそれがありますので絶対に意図的にシステムを作動させないでください。


常に周囲の状況を確認し、安全運転を心がけて走行してください。

システムの作動

シフトポジションがDで10km/h以上で走行しているとき、以下のいずれかの状況で作動します：

  • ドライバーモニタリングカメラが運転姿勢の異常を検知したとき
  • ドライバーモニタリングカメラが運転者の目が一定時間以上閉じているのを検知したとき
  • ハンドル操作が必要なときに、ハンドルから手を放した状態が一定時間以上続いたとき
  • 緊急通報ボタンを押したとき

システムが作動すると警報音が鳴り、システムの作動状態と車両減速が始まることをメーターに表示し、車線内を維持するようステアリングを自動で操作します。


作動開始から一定時間内にシステムのキャンセル操作が行われない場合、アクセルペダルを踏んでも加速しない制御を行います。

その後もキャンセル操作が行われない場合は、ホーンが連続的に鳴り、非常点滅表示灯が点滅しながら車両が停止するまで自動で減速を行います。

車両停止するまでシステムが継続した場合、自動でパーキングブレーキがかかり、シフトポジションがPになりドアが解錠されます。また、Honda Total Careプレミアムをご契約されている場合は自動で緊急通報を開始します。


システムによる停車後、システムを解除するまでホーンは吹鳴と停止を繰り返し、非常点滅表示灯の点滅とブレーキランプの点灯は継続します。

解除するには

システムはライトセレクターホイールを押すと解除されます。


また、以下の操作でも解除できます。

  • ハンドルを握り、アクセルペダルを踏みなおしたとき
  • システムによる停車後、シフトポジションをP以外に切り換えたとき
  1. ライトセレクターホイール

ドライバー異常時対応システムの条件と制限

以下のような場合、システムが正常に作動しない場合があります。

さらに詳しく
次のような状況では、運転者がステアリング操作をしていなくても手放し警告がでず、Honda SENSING 360+の一部機能が継続して作動することがあります。
  • ステアリングに物や体が接触しているとき、または接近しすぎているとき

その他、システムが正常に作動しない事例

  • 手袋を着用しているとき
  • ステアリングに保護カバーを取り付けているとき

✤：タイプやオプションなどにより、装備が異なります。

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