降車時車両接近警報

Honda SENSING 360+装備車

駐停車中に自車側方を通過する車両がいることを知らせ、降車を支援するシステムです。

警告
降車の際は目視やミラーなどで確認する。
状況により、車両を検知できない場合があります。直接確認をせずに降車を行うと、思わぬ事故につながるおそれがあります。
さらに詳しく
他の運転支援システムと同様に、降車時車両接近警報には制限があります。

以下の場合は、Honda販売店にご相談ください。
  • リヤバンパーやレーダーセンサー周辺に衝撃が加わったとき
  • 検知範囲内を他の車両が走行しているときに警告灯が点灯しないことが続くとき
  • リヤバンパーや関連するシステムの修理を行うとき

システムを正しく作動させるために、必ず次のことをお守りください。
  • リヤバンパーやレーダーセンサー周辺は常にきれいにしておく
  • リヤバンパーの周辺にシールなどを貼り付けない

降車時車両接近警報はパワーシステム起動中に作動し、パワーシステム停止後もしばらく作動します。

以下の場合、降車時車両接近警報は作動しません。
  • パワーシステム停止後約3分経過したとき
  • Hondaスマートキーシステムやキーレスエントリーシステムにより施錠したとき
  • システムアップデートを開始したとき
システム終了時は、車線変更時衝突抑制機能警告灯が3回点滅します。

12Vバッテリー再接続後、VSA(ビークルスタビリティアシスト)警告灯とACC/LKASシステム警告灯(オレンジ)、安全支援情報警告灯(オレンジ)、ブレーキシステム警告灯(オレンジ)が一時的に点灯する場合があります。
車速20km/h以上でしばらく走行すると消灯します。消灯しないときはHonda販売店で点検を受けてください。

システムの作動条件

自車が停車しているとき、レーダーセンサーが検知範囲内を走行している車両を検知します。

  1. レーダーセンサー:リヤバンパー左右内側
  2. 検知範囲
  3. 車両側面から約1.5m
  4. リヤバンパーから後方最大40m(接近する車両が自車に対して早いほど、より遠くから検知)

システムが車両を検知したとき

車線変更時衝突抑制機能警告灯:両側のドアミラー内にあります。


車線変更時衝突抑制機能警告灯が点灯する条件:停車中にドアを閉めた状態で、後方から他の車両が10km/h以上の速度で接近してきたとき


車線変更時衝突抑制機能警告灯が点滅し、警報音が鳴る条件:車線変更時衝突抑制機能警告灯が点灯している状態で、検知された車両側のドアを開けたとき

  • このとき警報音が3回鳴ります。
  1. 車線変更時衝突抑制機能警告

降車時車両接近警報のONとOFF

マルチインフォメーションディスプレイを使用して、システムのON/OFFを切り換えることができます。


パワーシステムを起動したときは、パワーモードをOFFする前の状態(ONまたはOFF)を保持します。

さらに詳しく
警報音の設定をカスタマイズすることができます。

降車時車両接近警報の条件と制限

以下のような場合、システムが正常に作動しない場合があります。

  • 自車側方を通過する車両の速度が大きいとき
  • 自車側方を通過する車両が小さいとき
  • 自車側方を通過する車両が発進した直後のとき
  • 自転車や二輪車が他の車両との間をすり抜けてきたとき
  • 自車後方に駐車車両があるとき
  • 路側の設置物(ガードレール、電柱、木、駐車車両、建物、壁など)を検知したとき
  • 歩行者が検知範囲に入ったときや、電波を反射しないものが検知範囲にあるとき
  • 車両が進路変更や旋回をして接近してきたとき
  • 他の車両のレーダーや強い電波を発する設備などが付近にあるとき
  • リヤバンパーやレーダーセンサー周辺が土・泥・雪・氷で覆われているとき
  • リヤバンパーやレーダーセンサー周辺が破損、変形しているとき
  • 悪天候(雨、雪、霧など)のとき
  • 旋回や路面の凹凸により車体が傾いているとき
  • 急勾配の坂道に停車しているとき
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