おいしい野菜を育てる土のつくりかた 環境を整える 野菜づくりのスタートは、土づくりから。おいしい野菜を育てる、栄養満点のふかふかな土のつくりかたをご紹介します。

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水
野菜の生長にあわせて水やりをしていきましょう。
野菜によってはつねに湿っている土を好むものや、逆に乾燥を好むものもあるので、野菜にあった水やりをしていきます。
ここでは、基本的な水やりを紹介しましょう。

<種をまいたとき>
タネをまいたばかりのころは、ジョウロを使って、やさしく水を与えます。発芽するまではたっぷりと与えます。

<発芽したあと>
発芽がそろったら水やりは控えめに。控えめにすることで野菜の“根っこ”が自ら土の中の水分を求めて伸びていきます。

<植えつけ前の苗の場合>
植えつけ前の苗には、細かい目のジョウロを使って株元に水を注ぎ、土の湿り気を保ちます。土の量が少ないので、水をやりすぎないように気をつけましょう。

<苗を植えつけるとき>
苗を畑に植えつけたときは、“根っこ”と土が密着するように、株元にたっぷりと水を注ぎます。水が株元に集中するように、株のまわりに小さな土手をつくると、より効果的です。

POINT
水のやりすぎは、根腐れをおこし、葉がしおれたり、枯れたりするので注意しましょう。
苗を植えつけるとき

<野菜の苗が根づいたら>
晴れの日が続いて土が乾燥しない限り、水やりは不要です。
気温が高く乾燥している真夏は、朝と夕方の涼しい時間に水やりを行います。
気温の低い真冬は、温度の高い日中に水やりをします。

POINT
雨が降ったあとや曇りが続いたあとの晴れた日に、葉がしおれることがあります。これは、急に晴れて葉からどんどん水分が蒸発してしまうのに、“根っこ”からの吸水が追いつかないため。こういうときは、水を与えず、回復を待ちましょう。
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