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Hello! 野菜 用語辞典 野菜づくりに関するさまざまな用語を解説します。
塊茎
かいけい
地下茎の先端などが肥大し、球形や塊状になったもの。野菜では、ジャガイモやショウガがその代表。
塊根
かいこん
根が肥大したもので、球形や塊状になったもの。野菜では、サツマイモがその代表。
害虫
がいちゅう
作物を害する虫のこと。アブラムシ、カメムシ、マメシンクイガ、ハダニなど。
改良資材
かいりょうしざい
畑の土の物理的性質、科学的性質を改良するための資材。粘土質の土壌にはパーライトなどの多孔質の資材、砂質の土壌にはバーミキュライトやゼオライトなどの資材を、堆肥と混ぜて畑に散布する。
化学肥料
かがくひりょう
天然の鉱石や石油から化学的に製造された肥料のこと。チッ素、リン酸、カリの一種以上を水溶性の化合物として含む。
花茎
かけい
花を咲かせるために伸びる茎。
花梗
かこう
茎や葉腋から花の基部までの柄の部分。花柄
果梗
かこう
茎や葉腋から果実の基部までの柄の部分。開花時は花梗とよび、着果したら果梗とよぶ。
果菜
かさい
トマトやキュウリ、エダマメなど、果実や若い子実などを収穫する野菜。
化成肥料
かせいひりょう
チッ素、リン酸、カリを化学的に合成し、2つ以上の成分を含んだ肥料のこと。
活着
かっちゃく
植えつけた苗が畑に根づいて生長すること。
かぶ
根のついた植物を数えることば。
株間
かぶま
株と株の間隔。
株分け
かぶわけ
根株を分けて植えること。アスパラガスなど多年生の野菜の繁殖方法のひとつ。過密になった株を若返らせるために行う。
株元
かぶもと
株の根元。
花柄
かへい
茎や葉腋から花の基部までの柄の部分。花梗
花房
かぼう
花が房状に集まったもの。
カマ
三日月形の刃に柄つけたもの。草を刈るのに用いる。
花蕾
からい
花のつぼみ。ブロッコリーやカリフラワーなどで、食用とする部分。
カリ
カリウムのこと。チッ素、リン酸とともに、肥料の三要素のひとつ。
カリグリーン
きゅうり、いちご、バラのウドンコ病に効果のある薬剤の製品名。ベーキングパウダー(炭酸水素ナトリウム)に似た炭酸水素塩の1つ、炭酸水素カリウムが主成分で、散布後はカリ肥料となる。
仮支柱
かりしちゅう
一時的につるを支えるために立てられる支柱。作物が生長するとはずす。
カルホス粉剤
かるほすふんざい
園芸用殺虫剤の製品名。ネキリムシなどの土壌病害虫の駆除に用いる。
カロテン
人の体内でビタミンAになる色素。緑黄色野菜は、これを多く含んでいる。
緩効性肥料
かんこうせいひりょう
長い日数をかけてじっくりと効き目を現す肥料。肥料の表面を樹脂で覆うなど加工し、少しずつ溶け出すように工夫している。
寒肥
かんごえ
12〜2月頃の寒冷期に施す肥料のこと。長期間にわたって分解し、春先に効き目を現す。
間作
かんさく
ある野菜の栽培中に、畝間や株間に別の作物を栽培すること。また、ある野菜の収獲がおわり、次の作づけまでに別の野菜を栽培すること。
完熟堆肥
かんじゅくたいひ
原料の有機物が完全に分解され、においのない状態にまで発酵熟成が進んだ堆肥のこと。
潅水
かんすい
土や植物へ水を注ぐこと。
間土
かんど
植えつけた苗が元肥に直接触れないように、間に入れた土。根の植え傷みを防ぐ。
寒冷紗
かんれいしゃ
網目状の布で、園芸資材として遮光、防寒、防虫、防風などの目的に使う。黒や白、灰色、銀色などさまざまな色がある。
球茎
きゅうけい
茎が養分を蓄えて肥大し、球状になったもの。野菜ではサトイモがその代表。
魚粉
ぎょふん
魚を乾燥して粉末にしたもの。肥料として用いる。チッ素分が多く、アミノ酸として吸収されるため、野菜がおいしくなるといわれる。
苦土
くど
マグネシウムのこと。葉の光合成を補助する要素で、不足すると葉が黄色くなるなどの症状が見られる。
苦土石灰
くどせっかい
苦土を含む石灰資材。土壌の酸度調整に用いる。
鞍つき
くらつき
スイカやカボチャを栽培するときにつくる畝のひとつで、1株ごとに円形に盛り上げた畝のこと。
クワ
土を掘り返すための農具。さまざまな形があるが、刃の部分が1枚でできている平グワが一般的。
茎菜
けいさい
茎の部分を食用に用いる野菜のこと。アスパラガスやタケノコなど。
鶏ふん
けいふん
鶏のふんを乾燥させたり、発酵させて利用する有機質肥料のひとつ。リン酸分が比較的多く含まれている。
結球
けっきゅう
球状に葉が重なること。キャベツ、レタス、ハクサイなどに見られる。
結実
けつじつ
果実が成ること。
嫌光性種子
けんこうせいしゅし
光によって発芽が抑制される性質を持つ種子のこと。タネまきの際には、種子の直径の3倍量の土で覆うことが基本。暗発芽種子ともいう。
耕うん機
こううんき
畑の土を耕す農業機械。最近は色々な機種が登場し、機能を追加することで畝立てやマルチ張りなどもできる機種もある。
耕起
こうき
畑の土を耕すこと。
好光性種子
こうこうせいしゅし
光によって発芽が促進される性質を持つ種子のこと。タネまきの際には、ごく薄めに覆土する。光発芽種子ともいう。
光合成
こうごうせい
植物が、光エネルギーを使って、吸収した二酸化炭素と水から、デンプンなどの有機物を合成すること。
交雑
こうざつ
遺伝子の異なる植物を交配させることで、品種改良のために行う。
硬実
こうじつ
種皮がかたいために水分の吸収が不充分となり、発芽しにくい種子のこと。種皮に傷をつけたり、あらかじめ吸水させてからまくと、発芽しやすくなる。
更新剪定
こうしんせんてい
株の若返りをはかる目的で、古い株などを切り落とすこと。たとえば、ナスに行うと、果実の質が高まる。
秋ナス
耕土
こうど
土壌の最上部で、作物の根が張る部分。地表から30cmくらいあると望ましい。作土ともいう。
高度化成肥料
こうどかせいひりょう
化成肥料のうち、チッ素、リン酸、カリの合計量が全体の30%以上を占めているもの。
耕盤
こうばん
耕土の下にあるかたい土の部分。
子づる
こづる
親づるの葉腋から伸びたつるのこと。
固定品種
こていひんしゅ
何世代もの選抜を重ねてきた品種で、その品種の特性が一定の状態に落ち着いたもの。
根菜
こんさい
イモ類やダイコン、ニンジンなど、肥大した地下部分をおもに利用する野菜のこと。
混作
こんさく
同じ畑に、2つ以上の異なる種類の野菜を同時に栽培すること。イネ科とマメ科でよく行われる。
コンポスト
堆肥のこと。生ゴミや動物の排泄物などを発酵腐熟させたもの。
根粒菌
こんりゅうきん
マメ科野菜の根に感染し、根粒を形成する微生物。宿主から養水分をもらう一方で、空気中のチッ素を固定して宿主に供給する働きがあり、「共生」関係が成り立っている。
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