月別人気釣魚ランキング
月別
※2025年10月1日~2025年10月31日のアクセス数TOP20
1
アオリイカ
アオリイカ
日本の沿岸に棲むイカのなかでは大型で、幅の広い胴と半円形のヒレを持つ。このヒレをくねらせて泳いでいるのが観察できる。生きている間の体色は半透明で、釣り上げて死ぬと白濁したようになる。非常に目がよく、真後ろ以外のほぼ全方向を見ることができるとされている。そのため好奇心が強い反面、警戒されると釣りづらい。
2
クロダイ
クロダイ
クロダイは性転換する魚として知られる。性別のはっきりしない時期や両性魚の時期を経て、成長すると一部を除いてメスになる。警戒心が強く、釣り人には人気のターゲット。二枚貝類、甲殻類、多毛類をおもに捕食するため、釣りエサにも同じものを使う。ただし海藻や小魚を食べる場合があり、コーンやスイカをエサにしてねらうこともある。
3
タチウオ
タチウオ
全身が銀色に輝き、触っただけで切れるほど鋭い歯を持つ。稚魚や幼魚のころは甲殻類の幼生や小魚などを捕食。成魚になると、鋭い小魚を捕らえ、時にはイカや甲殻類などもねらう。なお、釣り人はタチウオの体高を指の本数で測る。「指3本」といえば、魚体の幅が3つの指の幅と同じである、ということ。
4
マアジ
マアジ
背中は暗い緑色で側面は金色、腹側は銀白色。だが、生態によって色や体型が少し異なる。沿岸の岩礁に居着くタイプは体色が黄みがかっていて、比較的体高がある。一方の回遊型は全体的に黒っぽく、体型も居着き型と比べて細長い。また、尾ビレの前に「ぜんご/ぜいご」と呼ばれるトゲのようなウロコが並んでいる。おもなエサは動物プランクトンや甲殻類、多毛類など。
5
マダイ
マダイ
体色は紫褐色を帯びた淡いピンクで、側面には瑠璃色の小さな斑点がある。若いうちは不明瞭な横縞が現われていて、成熟するにつれ消えていく。また、尾ビレの縁が黒く、ここでチダイやキダイと見分けることができる。エサは甲殻類や小魚、貝や頭足類などさまざま。かなり頑丈な歯を持っており、エビやカニの硬い殻を噛み砕いて食べる。
6
タイワンガザミ
タイワンガザミ
2000年代以降、西日本から関東沿岸へと急速に勢力を拡大してきた南方系の大型のカニ。東京湾ではガザミが近年ほとんどみられなくなる一方で、釣れるワタリガニのほとんどが本種となっている。ガサミと同様に一番後ろの脚先は平たいオール状の遊泳脚で、これを使って活発に泳ぐ。雌や未成体の雄はガザミに酷似するが、ハサミ脚の長節(ヒトの上腕にあたる胴に近い部位)前縁の棘が3本(ガザミでは4本)であることから区別できる。成熟した雄では、甲や脚が強い青紫色を帯び、甲に明瞭な白斑をもつことで容易に見分けることができる。ハサミ脚は強大で挟まれると怪我をするので、釣り上げた際には注意。ガザミより派手な色彩からオイラン(花魁)、鮮やかな青い脚からアオデ(青手)などとも呼ばれる。
7
イシモチ
イシモチ
釣り上げると「グーグー」と音を出すが、鳴いているのではなく、浮き袋を振動させている音である。頭のなかにあって耳のような働きをする「耳石」が非常に大きいため、「イシモチ」の名がついたとされる。
8
カワハギ
カワハギ
名前のとおりザラザラとした丈夫な皮に覆われている。小さなオチョボ口には頑丈な歯が付いていて、貝などの硬いエサも砕くことができる。また、ヒレを器用に動かして水中で静止しながら捕食できるため、釣り人が気づかないうちにエサをとられてしまうことがよくある。そのため、エサ取り名人の異名を持つ。
9
アイゴ
アイゴ
海釣りの対象魚のなかでも毒魚として有名。背ビレ、尻ビレ、腹ビレのトゲに毒を持ち、刺されると数時間、長ければ数週間も激しく痛むことがある。体高があり、扁平な楕円形をしている。体色は基本的に茶褐色に白い斑点が入るが、生息場所などによっても変化する。
10
ブリ
ブリ
細長い紡錘型で、背中は青緑色。目から尾ビレにかけて黄色っぽい縦帯が通っている。稚魚は動物プランクトンなどを食べているが、成長するにつれておもに小魚を追うようになる。イワシやアジ、サバなどがおもなエサ。
11
ニジマス
ニジマス
日本に初めてニジマスが持ち込まれたのは1877年。基本的には冷水性の魚だが、25℃前後の高水温にも適応できるため、養殖が盛んに行なわれている。エラから尾ビレにかけて朱色の縦帯が通っており、ほぼ全身に小さな黒点が散りばめられている。幼魚のころはパーマークがあってヤマメに似ている。
12
カサゴ
カサゴ
体色は暗褐色や赤褐色などの入り混じったまだら模様で、生息環境によって個体差がある。
13
カマス
カマス
主な種類はアカカマス、ヤマトカマスだが、南日本太平洋側や琉球列島に棲むオニカマスは2mにもなる。オニカマスは人も襲うとされるほどだが、アカカマスなども同様に攻撃的な性格。
14
キジハタ
キジハタ
暗褐色の上にオレンジ色の斑紋が広がり、ヒレも黄みを帯びている。産まれた時にメスだった個体が、大きく成長してからオスに転換する「雌性先熟」という性質を持つ。また、縄張り意識が強く、人の気配などで驚いても同じ位置に戻ってくることがある。
15
ボラ
ボラ
前後に細長くい体型で、前半部の断面を見ると背中側が平たい逆三角形になっている。側面には細い縦帯が数本、不明瞭ながら入っている。雑食性で、おもなエサは石などに付着した藻類や、海底の沈殿物。水質汚染に強いため、都市部の港湾などにも多く生息している。
16
オニカサゴ
オニカサゴ
体色は鮮やかなオレンジ色や朱色で、体表には突起が多い。注意したいのは、毒を持つヒレのトゲ。魚が死んでからも刺されるとかなり痛むので、取り込む際は要注意。釣り上げたら背ビレ、腹ビレ、尻ビレを切り取ってしまう釣り人もいる。水圧の変化に対応できるため、深場で釣っても取り込む直前までかなりのファイトを見せる。
17
シロギス
シロギス
海釣りの代表的な人気魚種で、ハリに掛かると小気味よい引き味で楽しませてくれる。普段は海底のすぐ上を泳ぎながら、多毛類や甲殻類を捕食する。エサは砂と一緒に吸い込むようにして食べる。群れで活動しているので、1尾釣れると同じ場所で連続することが多い。ただし警戒心も強く、船影を嫌い、オモリの着水音などにも敏感に反応する。
18
マゴチ
マゴチ
体型は左右に平たく、頭部と口が大きい。普段は海底にべったりと腹をつけて身を潜め、エサが通るのを待ち伏せする。砂に潜ってしまえば海底と見分けがつかないほど。海底付近を通りかかる小魚や甲殻類、小型のタコやイカを捕食する。
19
サヨリ
サヨリ
口の先が尖っており、特に下アゴが前方に突き出して、頭長よりも長く伸びている。また、下アゴの先端が朱色になる。群れで表層を泳ぎながら、動物プランクトンや藻の切れ端などを食べている。
20
ダツ
ダツ
体型は細長く、サヨリなどに似ているが、ダツは上下のアゴが前方に長く伸びる。内側には鋭い歯が生えている。エサを捕る際、小魚のウロコが反射するキラメキを目印にするようで、光に突進する性質がある。そのため、夜間にダツのいる海をライトで照らすと人間に向かって飛び出し、過去には死傷者も出ている。
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