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自動車リサイクル法 再資源化等の状況 2024年度

2024年度 再資源化等の状況

2024年度、Honda車のフロン類の引取り台数は約32万台(前年比−8.4%)、エアバッグ類の引取り台数は約33万台(前年比-7.9%)、また使用済自動車処理の最終工程であるASRの引取り台数は約35万台(前年比-8.6%)でした。

ガス発生器の再資源化率は96.6%、ASRの再資源化率は96.5%であり主務省令で定められた再資源化率(ガス発生器85%以上、ASR70%以上)をそれぞれ達成しています。

再資源化等に要した費用の総額が39.7億円であり払渡しを受けた再資源化等預託金の総額は41.8億円でした。

2024年度の「使用済自動車再資源化等の状況」について

●期間
開始した年月日:令和6年4月1日
終了した年月日:令和7年3月31日
●再資源化量
品目 項目 2024年度 2023年度
フロン類 引取重量 @ CFC引取重量 (kg) 84 132
A HFC引取重量 (kg) 63,127 70,513
合計引取重量 (@+A /Kg) 63,212 70,645
引取台数 @ CFCの引取台数 (台) 759 831
A HFCの引取台数 (台) 314,384 343,069
合計引取台数 (@+A/台) 315,143 343,900
エアバッグ類 引取個数 @ 回収個数 (個) ※1 291,721 339,744
A 作動個数 (個) ※2 1,162,667 1,228,232
合計個数 (@+A /個) 1,454,388 1,567,976
引取台数 @ 回収台数 (台) 66,590 78,415
A 作動台数 (台) 255,322 270,400
B 一部回収/一部作動台数 (台) 5,049 6,188
合計台数 (@+A+B /台) 326,961 355,003
再資源化重量 引き取ったガス発生器の総重量 (kg) ・・・A 187,811 221,587
引き取ったガス発生器で再利用できる状態にした総重量 (kg) ・・・B 181,391 214,549
ASR 引取台数 @ 引取使用済自動車台数 (台) 326,880 357,693
A 委託全部利用投入解体自動車台数(台) 22,723 25,006
合計引取台数 (@+A /台) 349,603 382,699
引取重量 @ 引取ASR重量 (t) 64,613 69,956
A 委託全部利用引取ASR相当重量 (t) 4,401 4,696
引取重量合計 (@+A /t) ・・・C 69,014 74,652
再資源化重量 @ リサイクル施設投入ASR重量 (t) 64,613 69,956
A リサイクル施設排出残渣重量 (t) 2,281 2,531
B 再資源化重量 (@−A /t) 62,331 67,425
C 委託全部利用投入ASR相当重量 (t) 4,401 4,696
D 委託全部利用排出残渣重量 (t) 147 57
E 再資源化重量 (C−D /t) 4,253 4,639
再資源化重量合計(B+E /t) ・・・D ※3 66,585 72,064
減量されたASR重量 (t) ・・・E 0 0
●再資源化率
品目 項目 2024年度 2023年度
エアバッグ類 ・・・B/A ガス発生器の再資源化率(%) ※4 96.6% 96.8%
ASR・・・D/(C + E ) 自動車破砕残渣の再資源化率(%) ※5 96.5% 96.5%
●収 支 2024年度
項目 合計 内 フロン類 内 エアバッグ類 内 ASR
収入 払渡を受けた再資源化等の預託金【A】 4,183,644,576 円 746,912,131 円 869,171,235 円 2,567,561,210 円
内 預託金利分 580,242,116 円
支出 再資源化等に要した費用【B】 3,941,170,253 円 566,706,231 円 863,449,492 円 2,511,014,530 円
内 社内費用(人件費) 28,282,572 円
内 社内費用(システム費) 3,858,909 円
収支【C】(【C】=【A】-【B】) 242,474,323 円
<参考1>24年度再資源化の運営等に要したメーカー負担金
支出 運営関連費用【D】 75,800,000 円
ASRリサイクル関連費用【E】 90,220,619 円
合計【F】】(【F】=【D】+【E】) 166,020,619 円
◆ 基準適合施設名 ( 自動車破砕残渣処理基準適合施設 )

Hondaが使用した自動車破壊残渣処理基準適合施設は、下記 『 豊通リサイクル(株)ASR再資源化事業部 』 のホームページよりご確認ください。

豊通リサイクル(株)ASR再資源化事業部
http://www.toyotsurecycle.co.jp/asr/index.html

注)
[※1] 車体からエアバッグを取り外して、インフレータを回収し、再資源化施設にてリサイクルする方法。
[※2] 車体に取り付けたままエアバッグを展開しリサイクルする方法。
[※3] ASR再資源化重量合計値が各項目合計と一致しないのは四捨五入によるもの。
[※4] エアバッグ類再資源化率=回収金属重量/回収インフレータ重量
[※5] ASR再資源化率計算式
■ リサイクル収支余剰金の取扱について
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