2007年3月発表 2011年3月終了モデル
この情報は2011年3月現在のものです。
加速の感動を求める意志が、 |
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●165kW[225PS]、215N・m[21.9kgf・m]を達成。 俊敏なレスポンスと高回転まで一気に吹け上がる爽快感。自然吸気特有である人の感性にリニアな走りにあくまでこだわり、全域高性能を目指す。その困難を革新で超え生み出したDOHC
VTECに、バルブ制御の高知能化技術(VTC)という進化を与えたK20A型・2.0L DOHC i-VTEC。2001年に発表されたインテグラ
TYPE Rにおいては量産エンジンの常識を超えるレーシングテクノロジーを数々投入した専用設計とされ、最高出力220PSもの高出力を既に獲得している。このまさにHondaエンジンテクノロジーの粋と呼べる一基に、シビック
TYPE Rの心臓としてさらなる情熱と創意が注がれた。 ※Honda調べ VTEC=可変バルブタイミング・リフト機構 |
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トランスミッションに、高速旋回時のオイルの片寄りを抑えるバッフルプレートを採用。オイルガタープレートとあわせ潤滑性を高める。 |
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●NSX製法によりヘッドポートの流体抵抗を低減。 ポートを精度高く平滑にするアプローチとして従来は鋳型に用いる砂を超微粒にする手法が採られていたが、さらに樹脂コーティングも施すことで、面粗度を約40%低減。NSX開発で培ったこの技術は、特に高回転時の流体抵抗を低減し、約2PSの出力向上に寄与している。 |
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●細部まで吸排気効率の良さを磨き切る。 インテークマニホールド、エキゾーストマニホールド集合部、エキゾーストパイプなど吸排気系とも形状を可能な限りストレート化。さらに吸入系についてはスロットルボディを大径化、排気系については高回転域での低排圧化を実現する可変バルブ付サイレンサーの採用などで吸排気効率を徹底的に高めた。 |
![]() 可変バルブ付サイレンサー |
出力・トルクの数値はすべてネット値。文中の「インテグラ
TYPE R」は2001年〜2006年生産型。 |