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2007年3月発表 2011年3月終了モデル
この情報は2011年3月現在のものです。

シビック TYPE R

Tcchnical Explanation. Body

この高剛性ボディなくして、
このTYPE Rは成し得なかった。

高剛性ボディ

わずか1.8kgの補強で、インテグラ TYPE R比約50%剛性向上。

クルマの全性能はボディの質が司る。エンジン、タイヤ、サスペンション、これらの性能をどれほど高めようとも、ボディの実力が伴わなければ望むパフォーマンスは叶わない。求められる要件は、剛性と軽さの高度両立。インテグラ TYPE Rよりも大きく重いシビックをベースにTYPE Rを開発するにあたり、特に軽さは要求される加速性能を満たすための大きな課題であった。高剛性化・大入力化に向けた補強を加え、さらにエアロパーツや大径タイヤなどを採用しながらも車両重量は増やさない。この難題を克服できたのはひとえにベース車のボディが既に極めて高い剛性を有していたからに他ならない。4ドアセダンという形状そのものが高い剛性を有する上に、弧を描く堅牢なルーフ骨格やストレートフレームを効率的に使った高剛性骨格構造、約50%にも及ぶ骨格主要部材への高張力鋼板の採用などで、クラストップレベル※1の剛性を実現していた。そのため各種バーの追加など従来のような大幅な補強をまったく必要とせず、TYPE R化に伴う補強部位はわずかに5箇所、それに係る重量は1.8kgにとどまる。グラム単位で徹底された軽量化分と差し引きすれば、ボディ全体としてベース車※2に対し11.6kgの軽量化に成功しながらインテグラ TYPE R比で実に約50%もの捻り剛性向上を達成した。ドアを閉めた瞬間の剛性感。クルマをコントロールするあらゆる状況で手に取るように挙動がわかる、クルマとの深い一体感。その感覚の源泉には、常にこの高効率・高剛性ボディの存在がある。


高剛性骨格構造

高剛性化手法

フロントバルクヘッド接着剤追加
アッパークロスメンバー板厚アップ
サブフレーム取付部板厚アップ
リアフロアフレーム内スティフナー追加および
溶接点追加、接合部への接着剤追加
リアクロスメンバー内バルクヘッド追加および
リアスタビライザー取付部板厚アップ
これらに伴う重量増分 計1.8kg

軽量化手法

フロントバンパービーム アルミ化
ダッシュボードインシュレーター廃止
フロアメルシート廃止
ミドルフロアアンダーカバー廃止
リアガラス薄板化
その他(フロントライセンスベースバンパー一体化等)
これらによる軽量化分 計13.4kg。
トータルの車両重量はベース車※2比-20kgの1,260kgを達成。

※1:2.0L 4ドアセダンクラス、Honda調べ。※2:シビック2.0GL



高速での揺るぎない安定性に寄与するエアロボディ。

高速での直線走行・旋回時でも極めて安定した挙動と操縦性を生む優れた空力性能。大型リアスポイラーはルーフ/サイド双方からの風の流れに対し、角度・曲率を吟味して到達点を見出した形状により、リアリフトを大幅に低減。さらにフロントスポイラー、ストレーキ、リアディフューザーを装備。実走実験・風洞実験を重ね、優れた前後リフトバランスを実現している。

空力性能説明イメージ

空力性能説明イメージ


テスト車両による風洞実験

テスト車両による風洞実験

フロントスポイラー 大型リアスポイラー リアディフューザー

そのボディは心を高揚させる音の歓びももたらす。

吸音材・制振材は軽量化のためにただ廃止するのではなく、日常走行では快適性を保ちつつ、高回転時には胸震わせるサウンドをもたらすようきめ細かくチューンを実施。インテークダクトについても左側フェンダー内に配置し、高回転時の官能的な吸入音を室内に積極的に導入する設計としている。


文中の「インテグラ TYPE R」は2001年〜2006年生産型。
車両重量を除く数値はすべてHonda測定値。

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