石浦諒がシリーズランキング5位でシーズンを終える
2019全日本モトクロス選手権IA2クラスは8大会16ヒートで争われ、石浦諒(GOSHI Racing)の2回の表彰台や、安定した成績を残した鈴村英喜(TEAM HAMMER)、大城魁之輔(Bells Racing/SoCal MXTF)がIA2初優勝を果たすなど活躍をみせた。
開幕戦HRS九州大会では、チームを移籍した大城が苦戦を強いられながらもヒート1で4位入賞を果たした。続く、第2戦関東大会では、ヒート2でホールショットを奪った石浦が3位で自身IA2クラス初表彰台登壇を果たした。
第3戦中国大会は大城が決勝ヒート1でIA2クラスでの初優勝を達成し、ヒート2でも3位表彰台を獲得。道脇右京(TEAM KOHSAKA with CARVEK)もヒート1で3位表彰台に登壇するなど、Honda勢が活躍をみせた大会となった。

大城魁之輔(#40)、石浦諒(#954)
1カ月あまりのインターバルを置いた第4戦SUGO大会、ヒート1では、断続的に続く降雨のため、通常よりも5分短い25分+1周の戦いとなり、4番手争いを制した道脇が4位入賞を果たした。その2週間後に開催の第5戦東北大会のヒート1では、大城が4位に入った。
第6戦近畿大会は鈴村が5位/6位と安定した戦いを披露。大城はヒート1で14位だったものの、ヒート2で盛り返し、4位を獲得した。
第7戦HSR九州大会は熊本出身の石浦がヒート2の最終ラップに逆転して地元での3位表彰台登壇を果たした。
第8戦スポーツランドSUGOで開催されたMFJGPは鈴村、道脇がそれぞれのヒートで9位に入賞となり、石浦がHonda勢トップとなるシリーズランキング5位、それに続き鈴村が6位、大城が7位でシーズンを終えた。