●IA2 ヒート1
Honda勢では、大城魁之輔(Bells Racing/SoCalMXTF)が1周目を4番手でクリア。その背後に森優介(Team ITOMO)と鈴村英喜(TEAM HAMMER)が続きました。序盤、大城は5番手以下をやや引き離しながら4番手をキープ。3番手の手操将志(スズキ)を、2秒ほど後方でマークしました。レース中盤、トップ集団から遅れた手操に、大城と追い上げてきた横山遥希(カワサキ)が近づきました。

そして9周目に、大城は手操を抜いて3番手に浮上。しかし次周に横山の先行を許すと、そのあとはややペースが落ち、後方の手操は引き離したものの、横山には逃げられてしまいました。そして大城は、17周のヒート1で4位チェッカーを受けました。4周目に森をパスした鈴村は、粘りの走りを続けて、終盤にはペースが落ちた手操に接近。しかし2秒ほど届かず、6位でゴールしました。

●IA2 ヒート2
大城は、道脇右京(TEAM KOHSAKA with CARVEK)に次ぐ6番手でオープニングラップをクリアします。2周目、大城は大倉由揮(ヤマハ)の先行を許し、道脇と大倉と大城と森の4台が、僅差の5番手争いをスタートさせました。この中で道脇は、3周目から4周目にかけて徐々にポジションダウン。大倉を2、3秒差で追う大城に森が肉迫した状態で、レースは中盤に入りました。

3秒ほどの差で大倉を追い続ける6番手の大城を、やや離されはじめながら森が追走。しかしレースが終盤に入ると、最初に森のラップタイムが落ち、大城と森の差は拡大していきました。さらに、ラスト5周となった13周目あたりから、大城もペースダウン。これにより大倉と大城の距離は広がり、大城は単独走行となりました。そして大城が6位、森が7位でフィニッシュしました。道脇は12位となりました。