総集編 2017 AMAスーパークロス

      

ロクスンが開幕2連勝。シーリーはケガにより7位でシーズンを終える
代役参戦のマーティンはプレミアデビュー戦で2位になる

新加入のロクスンが開幕から2連勝をするも、負傷により3戦以降を欠場。一方シーリーは終盤ケガに苦しみながらも7位でシーズンを終えた。また、ロクスンの代役で第10戦デイトナに参戦したマーティンはプレミアクラスデビュー戦で2位表彰台に登壇するなどマシンのポテンシャルを示した。

01.07 Round01 アナハイム 1

ロクスンがスタート・トゥ・フィニッシュで圧勝
移籍後の初レース、新マシンで開幕戦の勝利を飾る

コール・シーリーと、新加入したケン・ロクスンの2名体制で臨んだTeam Honda HRC。決勝で好スタートを決めたロクスンがそのままリードを広げ2位に16秒もの差をつける走りで優勝を果たした。

  • 1位 ケン・ロクスン
  • 2位 R.ダンジー
  • 3位 M.ムスキャン

01.14 Round02 サンディエゴ

ロクスンが開幕2連勝
前戦とは異なる勝ちパターンを顕示

中盤はライアン・ダンジー(KTM)に先行されるも、ヘアピンコーナーのイン側に飛び込みトップの座を奪ったコーナリングが印象的だったロクスンが接戦を制して2勝目を飾った。

  • 1位 ケン・ロクスン
  • 2位 R.ダンジー
  • 3位 M.ムスキャン

01.21 Round03 アナハイム 2

シーリーが今季初ポディウムの3位入賞
ロクスンは転倒リタイア。以降の全レースを出走回避

シーズン開幕当初はライディングに硬さが見られたシーリーが今季初表彰台を獲得する。一方、ロクスンは転倒で左前腕(とう骨)の複雑骨折およびヒジと手首の脱きゅうと診断され以降の全レースをキャンセルした。

  • 1位 R.ダンジー
  • 2位 M.ムスキャン
  • 3位 コール・シーリー

01.28 Round04 フェニックス

2年目の開催となるフェニックス・スタジアムが舞台
シーリーが4位入賞。総合4位の座を守る

日中に行われるプラクティスが、今シーズン初めてスケジュール通りに実施されたフェニックス大会。シーリーは好スタートを切り2番手を守るがレース中盤のバトルで先行を許し、4位でフィニッシュとなった。

  • 1位 E.トーマック
  • 2位 C.リード
  • 3位 R.ダンジー
  • 4位 コール・シーリー

02.04 Round05 オークランド

シーリーが荒れたコンディションを乗りきり5位
総合3位から1点差の4位につける

オープニングラップを5番手でクリアし、3番手まで順位をあげてを走行するが、異物をかみ込んだリアブレーキが効かなくなりペースを維持できず、終盤は5番手を単独走行。そのまま5位でフィニッシュとなった。

  • 1位 E.トーマック
  • 2位 R.ダンジー
  • 3位 C.ウェブ
  • 5位 コール・シーリー

02.11 Round06 アーリントン

シーリーが今季ベストリザルトの2位に入賞
総合3位に浮上

2コーナーのホールショットラインで転倒者が出たため、1周目でレッドフラッグが振られ、やり直しとなった。再スタートし、8周目には2番手まで浮上したシーリーだが、トップとの差は大きくそのままチェッカーを受けた。

  • 1位 M.ムスキャン
  • 2位 コール・シーリー
  • 3位 J.アンダーソン

02.18 Round07 ミネアポリス

シーリーがサバイバルレースを乗りきり5位完走
ランキングは4位となる

ホールショットを決めトップに出たシーリーだが、オープニングラップでスリップダウン。単独転倒により10番手まで後退した。そこから少しずつ順位を戻して5位でレースを終えた。

  • 1位 E.トーマック
  • 2位 M.ムスキャン
  • 3位 R.ダンジー
  • 5位 コール・シーリー

02.25 Round08 アトランタ

荒れた路面に翻弄されつつもシーリーが6位入賞
総合4位をキープ

中盤までに3番手まで順位をあげたシーリー。土の下からコンクリートのフロアが露出している部分が出てくるほど路面が荒れ、ペースが乱れ途中に喫した転倒の影響もあって、6位でチェッカーを受けた。

  • 1位 R.ダンジー
  • 2位 E.トーマック
  • 3位 B.バゲット
  • 6位 コール・シーリー

03.04 Round09 トロント

シリーズ唯一のカナダで開催されたレース
セカンドグループの混戦に耐えたシーリーが6位

トロント大会はアメリカ国外で行われる唯一のラウンドである。シーリーは1周目7番手からのレース。激戦の中でプッシュしたが、セカンドグループから抜け出すことができず、6位で完走。

  • 1位 E.トーマック
  • 2位 R.ダンジー
  • 3位 B.ティックル
  • 6位 コール・シーリー

03.11 Round10 デイトナ

マーティンがプレミアデビュー戦で堂々の2位
5位入賞のシーリーはランキング3位に浮上

250SXウエストに参戦中のマーティンがレース中盤までトップを快走する活躍。デビュー戦で2位表彰台を獲得した。レギュラー参戦のシーリーは堅実な走りで5位。総合3位に浮上した。

  • 1位 E.トーマック
  • 2位 ジェレミー・マーティン
  • 3位 J.アンダーソン
  • 5位 コール・シーリー

03.18 Round11 インディアナポリス

孤軍奮闘のシーリー
今シーズン最多の27ラップを走りきり5位で完走

1周46~47秒台のコース。20分+1周のメインレースは今季最多の27周に達した。シーリーは序盤から積極的に攻めるも、徐々に荒れる路面や周回遅れの出現で、単独走行になり、5位で完走。

  • 1位 E.トーマック
  • 2位 M.ムスキャン
  • 3位 R.ダンジー
  • 5位 コール・シーリー

03.25 Round12 デトロイト

多重クラッシュに巻き込まれたシーリーが
トップ10フィニッシュ

予選をトップ通過と調子のいいシーリー。決勝では1コーナーで接触され、多重クラッシュに巻き込まれて17番手から追い上げを強いられた。最後は10位までばん回してチェッカーを受けた。

  • 1位 E.トーマック
  • 2位 M.ムスキャン
  • 3位 R.ダンジー
  • 10位 コール・シーリー

04.01 Round13 セントルイス

後方から追い上げたシーリーがポイントを獲得
ポイントスタンディングでは4位をキープ

好スタートを切って前方で1コーナーに進入したシーリーだが、コーナリング中に失速し、1周目のポジションは12番手と追い上げを強いられた。少しずつ順位を上げ6位で完走した。

  • 1位 E.トーマック
  • 2位 R.ダンジー
  • 3位 M.ムスキャン
  • 6位 コール・シーリー

04.08 Round14 シアトル

シーリーが出走を見合わせ
ランキング4位のポジションはキープ

前週から左脚の付け根を傷めていたシーリーは、プラクティスセッションでケガを悪化させてしまい、走行を途中で断念。内転筋肉離れの疑いがあるためレースを欠場することを決めた。

  • 1位 M.ムスキャン
  • 2位 E.トーマック
  • 3位 J.アンダーソン
  • 15位 ジャスティン・ブレイトン

04.22 Round15 ソルトレイクシティ

クレイグがシーリーの代役として参戦
CRF450Rを駆り11位でフィニッシュ

クリスチャン・クレイグがシーリーの代役としてスポット参戦。レースは18番手から追い上げとなるも、11番手までポジションをばん回。そのまま、Honda勢トップの11位でフィニッシュ。

  • 1位 E.トーマック
  • 2位 R.ダンジー
  • 3位 J.アンダーソン
  • 11位 クリスチャン・クレイグ

04.29 Round16 ニュージャージー

復帰したシーリーがセミファイナルでトップ
メインレースではDNF

大腿内転筋の肉離れを癒やすために前戦の出走を取りやめたシーリーがレースに復帰。予選トップと決勝に期待のもてる結果も、決勝終盤に負傷していた左脚の付け根を再び痛め、リタイアとなった。

  • 1位 R.ダンジー
  • 2位 M.ムスキャン
  • 3位 J.アンダーソン
  • 6位 ジャスティン・ブレイトン

05.06 Round17 ラスベガス

クレイグが今季2度目となる450SXクラスに出走
欠場したシーリーはランキング7位に

第15戦で代役出場したクレイグがTeam Honda HRCで2度目の代役参戦。17番手と出遅れたものの、その後追い上げ11位で完走。シーリーは大腿の負傷を悪化させたため最終戦の出場をキャンセルした。

  • 1位 J.アンダーソン
  • 2位 E.トーマック
  • 3位 J.グラント
  • 9位 ジャスティン・ブレイトン

2017 ポイントランキング

順位 No. ライダー マシン 総合 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
11R.ダンジーKTM3592222252022182025221820202218222518
23E.トーマックカワサキ354161513252562522252525252522251322
325M.ムスキャンKTM2932020221212252216862222202518221
421J.アンダーソンハスクバーナ27318180111820181822012151820202025
518D.ミルサップスKTM221141312161513151491516816141813
64B.バゲットKTM2207111141441220161418181414131614
714コール・シーリーHonda212151620181622161515161611151
815D.ウィルソンハスクバーナ18589101011169111381012911111116
922C.リードヤマハ1821121422132514181514101215915
1033J.グラントカワサキ17512101597121013813160161420
1210ジャスティン・ブレイトンHonda14764815911311129711681512
1661ビンス・フリージーHonda844655796852453546
19800マイク・アレッシHonda59166811941121
2094ケン・ロクスンHonda5125251
2548クリスティアン・クレイグHonda201010
2780カデ・クラソンHonda15102120  0  0 4 5
3011カイル・チゾムHonda11033122
32722アダム・エンティクナップHonda100111110023
4140フレデリック・ノレンHonda22
43240ブライス・スチュワートHonda100001
44291カイル・ホワイトHonda100000000001

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