今シーズンからスタートしたレディースクラス
Hondaマシンを駆る小玉がランキング2位で初年度を終える

2016年シーズンから全日本トライアル選手権のレディースクラスが始まりました。その記念すべき初シーズンで、Hondaマシンを駆る小玉絵里加(Honda)が総合2位に入りました。

開幕戦では3位に1点差で惜しくも4位だった小玉。第2戦は2位でフィニッシュして、総合3位にランキングを上げます。第3戦が熊本地震の影響で延期されたために先行で開催された第4戦も2位フィニッシュ。ランキングをさらに上げて、総合2位につけます。

小玉は続く第3戦と第5戦でも2位でフィニッシュしますが、第5戦まで全勝の西村亜弥(ベータ)がこの大会でタイトル獲得を決定しました。西村のチャンピオンが確定したことで、残り2戦の見どころは総合2位の小玉と、それを4点差で追う小谷芙佐子(スコルパ)によるランキング2位争いに移ります。

10月9日にキョウセイドライバーランドで行われた第6戦。シーズン総合2位を目指す小玉にとっては、できるだけいい順位でフィニッシュしたい大切な一戦です。しかし結果は48点の小谷が2位、53点の小玉が3位となり、ランキングに変動はなかったものの、総合3位の小谷に2点差まで迫られてしまいました。

総合2位の座をかけて臨んだ最終戦は、宮城県のスポーツランドSUGOで行われました。1ラップ目の小玉は、第2セクションで早々に減点5を取ってしまいますが、その後はクリーンを重ね、減点10となります。一方、総合2位の座を争う小谷は、小玉の半分の減点5。そして逆転に向けて挑んだ2ラップ目、小玉は減点7で終えますが、調子を落とした小谷を逆転するまでには至らず、3点差で3位となりました。それでも、ポイント争いでは2位の座を守りきることに成功しました。


小玉絵里加

小玉絵里加

小玉絵里加

小玉絵里加

小玉絵里加

ポイント

順位 No. ライダー マシン 総合 1 2 4 3 5 6 7
16西村亜弥ベータ14020202020202020
22小玉絵里加Honda11113171717171515
31小谷芙佐子スコルパ11117151515151717
45寺田智恵子シェルコ68101011131311
53稲垣和恵シェルコ67111113111110
64佐々木淳子ベータ5415131313
ポイント配分表
決勝順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位 12位 13位 14位 15位
ポイント 20 17 15 13 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1

 

ライダー

#2japan 小玉絵里加 (27)PhotoLADIES / HRCクラブぱわあくらふと / RTL300RR