停電の備えにHonda発電機

災害時における
発電機活用事例

避難所など停電が続く災害現場で使われた発電機の事例をご紹介します。
※このコンテンツの内容は、2016年9月に行った取材を基に構成されています。肩書きは取材当時のものとなります。
CASE.6
「LPガス」で3日間、電気供給
矢崎エナジーシステム株式会社
ガス機器事業部 熊本支店 内村 昌幸さん
矢崎エナジーシステム株式会社
ガス機器事業部 熊本支店
内村 昌幸さん
ー 停電と断水に襲われた熊本市内
事務所のある熊本市東区東野は、地震の被害が大きい地域でした。
地震直後から停電が2日間続き、断水も3日間続きました。
ー 停電で困るトイレ事情
16日に2回目の地震があって、会社に出勤したときは、会社の駐車場に避難をしている近隣の方がおられましたので、一週間近く駐車場を開放していました。避難されている方が一番困るのがトイレです。避難所ではないので簡易トイレなどありません。事務所のトイレを使ってもらおうにも、断水していますのでトイレが流せない。ちょうど、近くに地下水を汲み上げることができる花屋さんがありまして、そこからポリバケツで汲みに行って、トイレの水を流せるようにして、一般の方に使っていただきました。
ー 口コミで広まった「ここに来れば充電できる」
避難場所として一番役立ったのはLPガス発電機ですね。この事務所には、LPガス発電機が設置されていたので、停電してもLPガスで発電ができたのですが、主には「テレビ」「冷蔵庫」「投光器」「携帯電話の充電」に使っていました。冷蔵庫を稼動させるには大きな電力が必要ですが、停電翌日はまだ冷えている状態だったので、小さな発電機でも再び使えるようになったんですね。携帯電話は、コンセントをたくさん差せるアダプタがあったので、それを使って何台も同時に充電ができるようにしていました。年配の方が来て、電気自転車のバッテリーの充電をされることもありました。
ー 電気が使える安心感
3日間の間、ずっと発電することができましたので、避難をされている近所の方からは、たいへん感謝されました。近所の方は「なぜここだけ電気が使えるの?」と不思議に思ったみたいで、「LPガスが燃料の発電機があるんです」とお話すると「こういうものがあるんだ。ガソリンしかないと思っていた」と仰る方がたくさんいらっしゃいました。
駐車場・トイレ・LPガス発電機を開放し、近所の方に提供
ー 災害に強いLPガス
ガス屋さんにお願いして、LPガスの配送に来てもらうことができたので、LPガス発電機が3日間使えたんですね。本当に助かりました。
ボンベで燃料を運搬するLPガスは、ガスの配管まで被害が出るような災害でも燃料を確保しやすいことを実感しました。
我々を通じてLPガス発電機を購入していたガス事業者さんは「非常に助かった」と言っていますね。停電になった地域が多いですから、事務所でパソコンを使ったりと、業務継続のためにご利用いただいたみたいです。他には、震災の復旧工事にあたって、電気が取れないところでLPガス発電機を活用していただいて、配管のねじを切ったりするのに利用したとも聞いています。