• 釣り方 :

エサ落ちの決め方

エサがない時に水面から出る
ウキの目盛りを決める

釣り座に着いたら、万力、サオ掛け、サオ、玉網の順で自分の周りに道具をセットする。

管理釣り場では垂木(万力を挟むための土台)が設置されている場所が釣り座。そこに座って正面にエサを打つのがマナーだ

それからエサを作るが、ヘラブナ釣りではエサが出来たからといって、すぐに釣り開始ではない。大切なのがウキのバランス設定だ。ヘラブナ釣りファンの間で、“エサ落ちを決める”といわれる作業を最初に行なう。

これは「エサが付いていない状態(エサが落ちた状態)」を知るためのもの。目安としては、エサを付けていない空バリの状態で、ウキのトップ全体の3分の2が水面から外に出るように板オモリの量を調整する。たとえば使用するウキのトップに全部で11の目盛りがあるなら、上から7〜8分の目盛りが水面に出るようにする。

ヘラブナ釣りはウキを基準に水中を想像する釣り。エサ落ち調整はその第一歩だ。そこから「バラケエサが付いている状態」「水中で徐々に溶けていっている状態」「バラケエサがすべて落ちた状態」「クワセエサだけが残っている状態」「バラケエサもクワセエサも付いておらず完全に空バリの状態」が把握できるようにする
最初におおよそのオモリを付けた空バリの仕掛けを正面に打つ。この時、設定する目盛りより沈むくらいの量のオモリを巻いておき、あとはそのオモリを少しずつ切って、設定したい目盛りが出るように調整する。

オモリの調節方法(エサ落ちを決める)

エサ落ち目盛りの設定が完了したら、今度は下バリにクワセエサだけを付けて振り込む。クワセエサの重さが掛かると、設定したエサ落ち目盛りより少しだけ沈む。このクワセエサだけが付いている状態を知っておくことも、今回のチョウチンウドンセットの釣りでは重要になる。

※このコンテンツは、2020年10月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。