• 釣り方 :

ヘラブナの釣り場とエサの種類

安定した放流がある
管理釣り場でまず入門

ヘラブナ管理釣り場は全国にあり、管理された池に100~300の釣り座が用意されていて、日曜日でも予約なしで入場できる。野釣り(自然の川、池、湖などでの釣り)もできるヘラブナ釣りだが、これから釣りを覚える入門者なら、まずは管理釣り場(管理池)で腕を磨きたい。その際、好みの釣り座に入りたい時は先着順になるので、釣り場の入場開始時間に間に合うよう到着しよう。釣り場に着いたら事務所に寄って料金を支払うが、ヘラブナ釣りの場合、料金は1日2,000〜2,500円と他の釣りと比べてもリーズナブルだ。

ヘラブナ専門の管理釣り場。池に桟橋が架けられ決まった間隔で釣り座が配置されている。トイレや食事所もあるのでビギナーでも手軽に釣行できる

また、ヘラブナ釣りのエサには、麩(ふ)エサ(麩を主原料とした粉状のもの)、グルテンエサ、さらにクワセエサに使うウドンやトロロがあるが、今回紹介する管理釣り場でのチョウチンウドンセット釣りでは、バラケエサと呼ぶ寄せエサに麩エサを、クワセエサにウドンを使う。これらエサの種類についてもあらかじめ覚えておこう。

バラケエサ(麩エサ)

バラケエサ(麩エサ)は粉状。練りエサの一種で、指定量の水を入れて練ったものを団子状にして上バリに付ける。水中に入れると溶けながら拡散し、ヘラブナを近くに寄せる効果がある

ウドン(クワセエサ)

ウドンと呼ばれるタイプのクワセエサ。元々は本物のウドンを切ったものを使ったが、現在はヘラブナ釣り専用に開発したものが売られている
バラケエサは水を加えて使う
バラケエサ(麩エサ)は、水を入れてかき混ぜてから使用する。この時、混ぜ加減にムラが出ないよう、熊手状にした手で手早く大きく混ぜるのがコツ。その後、全体がまんべんなく水を吸うように少し時間を置いてから使う。
バラケエサは指を熊手状にして大きくかき混ぜる。エサの袋に「エサ4に対し水1」といった水分量の指定があるので、必ずそのとおりに作る。ハリに付ける際の方法はSTEP4を参照
ちなみにクワセエサのウドンは、このようにハリ先を外に出して付ける
※このコンテンツは、2020年10月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。