ヘラブナの管理釣り場は全国にあり、管理された池に100~300の釣り座が用意されていて、日曜日でも予約なしで入場できる。野釣り(自然の川、池、湖などでの釣り)もできるヘラブナ釣りだが、これから釣りを覚える入門者なら、まずは管理釣り場(管理池)で腕を磨きたい。その際、好みの釣り座に入りたい時は先着順になるので、釣り場の入場開始時間に間に合うよう到着しよう。釣り場に着いたら事務所に寄って料金を支払うが、ヘラブナ釣りの場合、料金は1日2,000〜2,500円と他の釣りと比べてもリーズナブルだ。
また、ヘラブナ釣りのエサには、麩(ふ)エサ(麩を主原料とした粉状のもの)、グルテンエサ、さらにクワセエサに使うウドンやトロロがあるが、今回紹介する管理釣り場でのチョウチンウドンセット釣りでは、バラケエサと呼ぶ寄せエサに麩エサを、クワセエサにウドンを使う。これらエサの種類についてもあらかじめ覚えておこう。