仕掛けの作り方
釣り場に行く前に準備しておくこと
ヘラブナ釣りの仕掛けは完成品(出来合いの仕掛け)も売っているが、全体の構造はとてもシンプルなので、実際は自分で作る人がほとんどだ。その際、ポイントは3ヵ所ある。
チョウチンウドンセット釣りの仕掛け
ポイント1:ウキを止める部分
ウキをさす「ウキゴム」(下部に
ミチイトを通せる輪の付いたもの)の上下に市販の「
ウキ止めゴム」を取り付けてミチイトに止める(木綿糸などで代用もできる)。
手順としては、ウキ止めゴム、ウキゴム、ウキ止めゴムの順でミチイトに取り付ける。ウキ止めゴムは木綿糸で代用することもでき、その際はミチイトに「
電車結び」の要領で木綿糸を5〜6回巻き付けて締め込む。
ポイント2:ミチイトを穂先に取り付けるチチワ
ミチイトの上端には8の字結びで
チチワを作り、釣り場で
穂先に取り付ける時は「
チチワぶしょう付け」を使う。
写真は、チチワぶしょう付けを使ったミチイトと穂先の接続。ミチイトが抜けないようにしっかりと締め込むこと。
ポイント3:ミチイトとハリスの接続部
ミチイトの下端にはスイベルを接続し、
スイベルを介して
ハリスを結ぶ。この時、スイベルの上に板
オモリを巻くが、この部分に細いウレタンチューブを通しておくと板オモリが巻きやすく、ハリスの絡みも防げる。ウレタンチューブはずれないようにウキ止めゴムで止めておく。
ミチイトとスイベルの接続は「
ユニノット」か「チチワ接続」がよい。ハリスは「チチワ接続」か「コブ結び」(※イラスト参照)を使う。板オモリは隙間なくきれいに巻いておく。
コブ結び
※このコンテンツは、2020年10月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。