タイラバとは、この釣りで使う擬似餌のこと。起源は日本に昔からあった漁具で、元々、漁師が使っていたものが、和製ルアーとしてアレンジされ、現代でも使われるようになった。なお、この釣りそのものもタイラバと呼ぶ。
タイラバは、海底まで沈めるためのオモリ、ヒラリヒラリと揺らぐネクタイ、ふわりとしたフラダンスの衣装のようなふさふさしたスカート、そしてハリの4つのパーツからなる。オモリはヘッドやシンカーとも呼ばれる。かつては固定式だったが、現在はオモリの中にイトが通った状態で、スルスルと動く遊動式が主流となっている。
タイラバに必要な道具は、サオ、リール、ライン、タイラバで、エサが必要なく、どこでもシンプルな道具の組み合わせで楽しめることで注目を集めた。そして何より、エサ釣りを含む他の釣り方と比べても、なぜか大きなマダイがよく釣れるということで、各地で人気に火がついて現在に至っている。
左の目玉のような球体がオモリ。シンカーやヘッドともいう。オレンジ色の幅のあるパーツがネクタイ。中央の細長い集合体がスカートで、ハリはスカートに紛れている。
タイラバの各パーツの詳細はSTEP3で紹介しているので、そちらもぜひ参考に。
→STEP3を見る