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タイラバの道具

タイラバとは、この釣りで使う擬似餌のこと。起源は日本に昔からあった漁具で、元々、漁師が使っていたものが、和製ルアーとしてアレンジされ、現代でも使われるようになった。なお、この釣りそのものもタイラバと呼ぶ。
タイラバは、海底まで沈めるためのオモリ、ヒラリヒラリと揺らぐネクタイ、ふわりとしたフラダンスの衣装のようなふさふさしたスカート、そしてハリの4つのパーツからなる。オモリはヘッドやシンカーとも呼ばれる。かつては固定式だったが、現在はオモリの中にイトが通った状態で、スルスルと動く遊動式が主流となっている。
タイラバに必要な道具は、サオ、リール、ライン、タイラバで、エサが必要なく、どこでもシンプルな道具の組み合わせで楽しめることで注目を集めた。そして何より、エサ釣りを含む他の釣り方と比べても、なぜか大きなマダイがよく釣れるということで、各地で人気に火がついて現在に至っている。

タイラバ

左の目玉のような球体がオモリ。シンカーやヘッドともいう。オレンジ色の幅のあるパーツがネクタイ。中央の細長い集合体がスカートで、ハリはスカートに紛れている。

タイラバの各パーツの詳細はSTEP3で紹介しているので、そちらもぜひ参考に。
STEP3を見る

サオ、リール

タイラバで使うのは主にベイトタックル。ベイトリールは巻く力が強く、イトヨレが生じにくいのが特徴。ただし最近は1組のタックルで釣りに臨むより、スピニングタックルも含めた複数のタックルを用意し、状況に応じて使い分ける戦略が普及してきている(下の3組が主軸のベイトタックルで上の1組がスピニング)。とはいえ、まずは1組をそろえて始めればよい。

イト(PEライン&リーダー)

メインのミチイトPEラインを使い、先端にフロロカーボン製のリーダーを1.5mほど結ぶ。PEラインとリーダーとの結束はFGノット やPRノットが望ましいが、現在は簡単に結べるように工夫されたリーダーも市販されるようになった。PEラインはリールに200〜300m巻き、号数は0.8号がメイン。リーダーは釣行前や釣りの途中にしばしば結び替える。そのため号数違いをいくつか持参しておく。太さは3〜4号だ。写真は左がPEラインで右がリーダーである。

最近は簡単にPEと結束できるリーダーも販売されている
タイラバの仕掛け
※このコンテンツは、2019年5月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
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