2001年4月発表 2003年終了モデル
この情報は2003年現在のものです。

SABER More Information
 
 
  世界最高水準の全方位衝突安全設計ボディを基本に、優れた安全性能を実現。  
     
  このクルマには、万一の衝突時に発生する衝撃(G)をコントロールし乗員への傷害軽減をめざしたHonda独自の衝突安全技術「Gコントロール」に基づく、パッシブセーフティが具現化されています。
G-CON
ボディは、前面フルラップ衝突55km/h、前面オフセット衝突64km/h、側面衝突50km/h、後面衝突50km/hをクリアする「新・衝突安全設計ボディ」を採用。室内では、さまざまな部分に衝撃吸収性をもたせて、乗員の傷害軽減を追求しています。またデバイスには運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステムに加え、前席用i-サイドエアバッグシステムも全車に標準装備。さらに前席3点式ロードリミッタ−付プリテンショナーELRシートベルトを新たに採用しました。
※SRS = Supplemental Restraint System(シートベルトを補助する乗員保護装置)SRSエアバッグシステムは、横方向や後方向からの衝撃には作動しません。前方向からの設定値以上の衝撃を感知した時のみ作動します。SRSエアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。
くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。
 
     

     
世界最高水準のフルラップ55km/h、オフセット64km/hをクリアする全方位衝突安全設計ボディを開発。  
  NEWインスパイアは、実際の事故調査などを踏まえ、徹底したコンピュータシミュレーションとクラッシュテストを実施。強固なキャビン構造と前後にストレートに伸びたフレーム構造を基本に、衝撃を分散する最適構造を実現。また、強固なBピラー、サイドシル、ミドルフロアクロスメンバーなどにより側面衝突時のキャビン強度を向上しました。 世界最高水準のフルラップ55km/h、オフセット64km/h、米国の頭部衝撃新法規を含む、世界各国の厳しい基準をクリアした全方位衝突安全設計ボディにより、世界トップレベルの衝突安全性を実現しています。さらに、フロントのツインドアビームやリアのドアキャッチャー、ライニングパッドなどの採用により、優れた側面衝突安全性も確保しました。  
 
〈ボディの主な衝突安全対応ポイント〉
ボディの主な衝突安全対応ポイント
  オフセット衝突テスト
  テスト車両によるオフセット衝突テスト
  側面衝突テスト
  テスト車両による側面衝突テスト
 
     
米国の頭部衝撃法規に適合したソフト内装  
  すべてのピラー、ルーフライニング、ドアライニングのアームレストを衝撃吸収構造とし、ドア内部の肩と腰に相当する部分に衝撃吸収材を採用するなど、米国の頭部衝撃法規に適合した衝突時の安全性に優れた内装としました。  
     
標準装着されるその他の主な安全装備  
 
前席3点式ロードリミッター付プリテンショナーELR(緊急ロック式巻取装置)シートベルト
後席3点式ELR/ALRシートベルト
運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
前席用i-サイドエアバッグシステム
ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)+ブレーキアシスト
 
 
前席3点式ロードリミッター付プリテンショナーELR(緊急ロック式巻取装置)シートベルト   前席3点式ロードリミッター付プリテンショナーELR(緊急ロック式巻取装置)シートベルト   前席3点式ロードリミッター付プリテンショナーELR(緊急ロック式巻取装置)シートベルト
前方向からの強い衝撃を感知すると瞬時にシートベルトを巻き取り、その後一定以上の荷重がかかるとシートベルトを少し送りだし胸などへの負担を軽減します。
胸の移動量を抑える、プリテンショナー 胸に加わる力を抑える、ロードリミッター
 
 
エアバッグシステム作動イメージ図

エアバッグシステム作動イメージ図
写真は機能説明のため、運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム、前席用i-サイドエアバッグシステムともに展開した状態を再現し、合成したものです。

  Photo: INSPIRE インテリアカラーはクォーツグレー
 
     
夜間・雨天時の視認性を向上させるディスチャージヘッドライトを標準装備  
 
低消費電力でありながらハロゲンの約2倍の光束を発するディスチャージヘッドライトをロービームに採用。夜間運転時の安心感をより向上させました。   ディスチャージヘッドライト
〈ディスチャージヘッドライト照射範囲概念図〉  
ディスチャージヘッドライト照射範囲概念図  
 
     
高いリサイクル性を実現するさまざまな新製法技術を採用。  
  NEWインスパイアは、リサイクル性を向上させるオレフィン系のポリプロピレン(PP)の選択をベースに新製法技術を採用。接着剤を使用しないでフィルムをPP基材に張り付けるフィルムインサート成形、低圧スタンピング製法などにより、木目調ガーニッシュを含む多くの部品をリサイクル可能としました。また、下塗りなしでメタリック塗装を可能とするプライマーレスPP用メタリック塗装で、リサイクル性とともに排出溶剤も削減しています。  
     
リサイクル可能な主なパーツ  
 
●コンソールパネル ●カウルサイドガーニッシュ
●フロントデフガーニッシュ ●すべてのダクト類
●サイドデフガーニッシュ ●リアパネルガーニッシュ
●インストルメントパネルサイドカバー ●コラムカバー
●ドライバーロアカバー ●バンパー
●メーターパネル(一部分解必要) ●サイドシルガーニッシュ
●カップホルダー(一部分解必要) ●サイドプロテクトモール
●センターコンソール(一部分解必要) ●トランクサイドガーニッシュ
●木目調ガーニッシュ ●トランクリッドガーニッシュ
●サイドガーニッシュ
 
     
クリーンな環境で、「優-低排出ガス」認定を取得。  
 
このクルマのエンジンは、最適な燃焼効率により低燃費を実現。さらに、排出ガス中に含まれる有害物質、HC(炭化水素)、NOx(窒素酸化物)、CO(一酸化炭素)をクリーン化。
平成12年排出ガス規制に対し、HCとNOxを規制値の50%以下にまで低減し、国土交通省の「優-低排出ガス(平成12年基準排出ガス50%低減 国土交通大臣認定車」認定を取得しています。
優-低排出ガス
 
     
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