2001年4月発表 2003年終了モデル
この情報は2003年現在のものです。

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  コーナリング性能を高める新たなサスペンションセッティング  
  TYPE Sはフロント4.8kgf/mm、リア2.6kgf/mmというバネレートと、減衰力を抑えたダンパーを組み合わせることにより、剛性感のあるコーナリング性能と快適な乗り味を両立しました。高いボディ剛性とあいまって実現できた、新たなサスペンションセッティングです。  

     
安定性と敏捷性。チカラを高次元でコントロールするサスペンション。  
 
従来から定評のある4輪ダブルウィッシュボーン・サスペンションを特性に合わせて最適化。スポーティさとスムーズさを両立させました。スプリングやスタビライザーの強化により、ロール剛性を高め、路面追従性、ステアリング応答性などを向上させています。リアサスペンションは5リンクとすることで剛性を高めています。ワッツリンク採用によるパッケージングと乗り心地も向上。さらにTYPE Sでは、スポーティな走りを高めるチューニングを採用しました。旋回時のロール剛性を高めるために、バネレートやリアスタビライザー・バーを強化。このチューンアップによりタイヤの接地性が向上し、路面をしっかりと噛むような安定した走りと、ドライバーの意思に忠実なハンドリング性能がもたらされてい ます。アグレッシブな17インチタイヤ、ゲインバランスの向上も安定したリニアなハンドリングに寄与。さらにフロントブレーキパッドの材質を高フリクションタイプ、低圧縮性とすることにより、ブレーキの剛性感をアップしました。安定性と敏捷性を備えた足回りの実現がスポーツドライビングの愉しみを一層深めています。 〈ダブルウィッシュボーン・フロントサスペンション〉
  ダブルウィッシュボーン・フロントサスペンション
  〈5リンクダブルウィッシュボーン・リアサスペンション〉
  5リンクダブルウィッシュボーン・リアサスペンション
 
     
遮音・防音処理を施し優れた静粛性を実現  
  快適なロングツーリングのために、ボディまわりでも徹底した遮音・防音対策を実施。各ピラー内に塗装工程の熱で発泡充填する防音材を設定し、ロードノイズのキャビン内への侵入を低減。リアホイールハウスにサンドイッチメルシートを追加することで、特に濡れた路面での水はね音などのノイズを大幅に抑えました。 また、エンジン音を効果的に抑えるファイバーグラスのフードインシュレーターの採用、高周波のエンジンノイズを低減させるダッシュボードアウターインシュレーターの採用などとあわせ、室内側もさまざまな遮音材・吸音材を追加し、優れた静粛性のために非常にきめ細かな対応を行っています。  
     
高次元の静粛性を実現した二重防振電子制御エンジンマウント  
 
きわめて優れた静粛性を実現するもう一つの技術が、二重防振された5点式エンジンマウントシステムです。エンジンをメインに支えるのが液体を封入した2つの電子コントロールマウント。これは、エンジンが低い回転数の場合にはバネレートを下げてアイドル振動を抑え、走行時には減衰力を上げて不快なエンジンの揺れを抑え乗り心地を向上します。さらにこのマウントを低バネレートのマウントを介してボディと結合させた高剛性サブフレームの上に置く二重防振構造により、高次元の静粛性を実現しています。 〈二重防振構造のエンジンマウント構造概念図〉
  二重防振構造のエンジンマウント構造概念図
 
 
■従来のドアミラーは…
空気の流れを集めるノズル形状
ノズル形状
■新デザインのドアミラーは…
空気の流れを拡散するディフューザー形状
ディフューザー形状
ドアミラーを従来のノズル形状から、新デザインのディフューザー形状とすることで、風切り音を低減しています。
ドアまわりのシール材追加や、室内側ガーニッシュのシール性向上、インシュレーターの材質変更などにより、今まで以上に静かな室内空間としています。
 
     
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