|
|
 |
 |
3.2Lエンジンの爽快な伸びを実現したVTEC+可変吸気の3ステージ吸気システム |
|
|
|
|
|
〈低中回転域では可変吸気チャンバーのバルブを閉じる=共鳴吸気〉 |
|
〈高回転域では可変吸気チャンバーのバルブを開く=慣性吸気〉 |
|
|
|
●ビール瓶の口に息を吹き込むとボーッという音が出ます。これが共鳴で、吹き込む息の強さや瓶の大きさによって音の大きさ(振動する空気の密度)も変わります。
●共鳴吸気はこの現象を利用したもので、インマニチャンバー(吸気管)内の空気が特定のエンジン回転域で共鳴するように設定されています。
●各気筒の吸入バルブ付近で空気を共鳴させると、空気密度の高い部分が、シリンダー内に押し込まれる(過給される)ように流れ込むので、吸入効率を高めることができます。 |
 |
●高回転域になると空気が各気筒に向かって勢い良く流れていきます。
●勢い良く流れている空気には、流れ続けようとする力(慣性)が働きますが、インマニチャンバー(吸気管)内で各気筒に空気を分配していると、その力が弱まってしまいます。
●そこで、各気筒に直結している連通チャンバーのバルブを開き、空気自身の流れ続けようとする力(慣性)をそのまま利用すると、各気筒に効率良く大量の空気が吸入できます。
●これが慣性吸気で、高回転域での吸入効率を高めることができます。 |
|
|
|
|
|
|
〈2.5L 3段階の吸気ステージ概念図〉 |
 |
〈3.2L 3段階の吸気ステージ概念図〉 |
 |
|
 |
●可変吸気システムは、3,700rpmまでインテークマニホールド内の弁を閉ざして共鳴効果を利用、それ以上の回転では、弁を開放して大容量チャンバーを形成し短管ポートによる慣性効果を利用して充填効率を高めます。VTECは、4,700rpmを境に低回転/高回転それぞれの吸気効率を重視してバルブタイミングとリフト量を切り替えるため、あわせて3段階の吸気充填効率のコントロールを行い、全域でスポーツ性あふれる爽快なエンジンフィーリングを実現しています。 |
|
●Honda独創のVTECに可変吸気システムを組み合わせ、低回転域、中回転域、高回転域の3ステージで、それぞれに最も適した吸気チューニングを実現。
●どの速度域でアクセルを踏み込んでも、力強いトルク感と気持ち良く応えるレスポンスの良さがあり、ハイパワー化も達成しています。 |
|
|
|
|
|
 |
クイックなレスポンスの自然吸気エンジンでクラス最強のパフォーマンス。 |
|
|
|
|
|
3.2Lエンジンの最高出力は191kW[ 260PS] /6.100rpm、最大トルクは314N・m[32.0kg・m]/3.500rpm。3.2LV6
VTECエンジンは自然吸気で圧倒的なハイパワーを実現。F-1や CARTなど、Hondaならではのレーシングテクノロジーを応用することで、3.500回転から5.500回転までの間ずっと最大トルクの99%を維持し続けるという、フラットな高トルクを実現すると同時に、最高出力を大幅にアップさせた、ハイパワー&クイックレスポンスの自然吸気エンジンです。気持ちのよいパワーフィーリングでありながら、常用域での扱いやすさも兼ね備えたエンジンを実現しました。 |
 |
 |
|
|
|
|
|
|
 |
|