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今年2003年の5月31日・6月1日にわたり、NSX第二の故郷ともいえるドイツ・ニュルブルクリンクのオールドコースで24時間レースが開催された。
通称ニュル24hは、今回で31回目の開催を迎える伝統の耐久レース。ル・マンが24時間レースの偉大なる草分けであるとすれば、こちらは壮大なる24時間レース。何しろ参加台数は220台を数える。それもすべて街で見かけるスポーツカーやスポーティーカーなので見ている方も楽しいというわけだ。
今回、NSX-Rを駆って参戦したのはドイツの有名モーター誌『スポルト・アウト』の編集長ホルスト・フォン・サウルマ氏を中心とした3人。レースは終盤までクラストップ、総合でも10位に入るペースで快走。しかし、他車に追突されるアクシデントによりクラス6位、総合42位に。結果は残念なものとなったが、NSX-Rのパフォーマンスと信頼性の高さを十二分に示すレースとなった。いや、それ以上に実に楽しいレースだったようである。NSX-Rのステアリングを握った3人にお集まりいただき、NSX
Pressのために独占インタビューを実施。NSX-Rの魅力があふれ出すホットなディスカッションとなった。
インタビュアーは、ニュル24hも取材したドイツ在住の英国人モータージャーナリスト、イアン・ブラウン氏である。
成功の名に相応しいレースを闘い終えた「スポルト・アウト Honda NSX-Rチーム」のドライバー3人は、ニュルブルクリンク24時間を振り返る最後の機会のため再び顔を揃えた。口火を切ったのは、スポルト・アウト編集長のホルスト・フォン・サウルマ氏だ。 |
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