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モータースポーツ > ロードレース世界選手権 > Honda Force V4 Story > 高次元パフォーマンスの確立

V4エンジン、その35年にわたる技術の変遷と、挑戦の物語

高次元パフォーマンスの確立

RVF/RC45 1999鈴鹿8時間耐久レース(岡田忠之/A・バロス組)

次世代V4エンジン登場、鈴鹿8耐やWSBで快進撃

鈴鹿8耐において、WGPを戦うトップライダーたちの参戦でレースの厳しさが増していく中、改造範囲が限られるスーパーバイク規定が導入されると、よりポテンシャルの高いレースベース車が求められた。そこでHondaは、市販車RVF/RC45を開発。RC30同様、普通の市販車とはプロセスが異なり、最初にレース仕様を追求するところから開発を始めたRC45には、レーシングマシンRVF750で培った高度な技術や軽量素材が多用された。新設計のエンジンは、吸気系に電子制御の燃料噴射装置PGM-FIを採用し、優れたレスポンスを実現。またカムギアトレインは右サイドに配置し、エンジンの軽量化と搭載位置の自由度向上を達成するなど、次世代V4エンジンはさらに高次元となった走りのパフォーマンスを獲得した。スポーツ志向のライダーを魅了する一方で、レースシーンではツインインジェクター化してレスポンス向上を図るなど、ベースエンジンとしての熟成度を高めていき、鈴鹿8耐で数々の輝かしい戦績を残していった。1997年にはWSBでも圧倒的な戦闘力を発揮し、タイトルを得ている。

運動性能と快適性を高次元で融合させた、独自の走りの魅力

RC45が登場してから4年後の1998年。世界のスーパーバイクレースで活躍していたPGM-FI搭載の水冷4ストローク90°V型4気筒エンジンをベースに排気量を拡大したパワーユニット、また新設計の軽量・高剛性ピボットレスフレームを採用するなど、全くのニューモデルとしてVFRがデビュー。RC45をベースにレースシーンで進化と熟成を重ねてきた技術を、確実に市販車へとフィードバックさせた。以降、VFRは"運動性と快適性を高次元で融合した先進のスポーツモデル"として、世界中のライダーに親しまれてきた。2002年には、エンジン回転数に応じて作動バルブ数を制御するシステム「VTEC」、世界最高水準の環境性能、快適性を最大限に引き出すエアロデザインなど、先進技術を惜しげもなく投入してモデルチェンジを果たす。サーキットに端を発し、そのアグレッシブな走りと、一方でトルクの厚さを活かした高速クルージングの快適さなど、より洗練された走りも高い評価を得てきたHonda V4エンジン。自らが開拓してきた独自の走りの魅力を、このVFRによって確立したといえる。NRから始まり、絶えず先進的、独創的であり続けてきたもの----Force V4のあるべき姿は、時代を経ても変わることはない。

1994 RVF/RC45鈴鹿8時間耐久レース(岡田忠之/匹田禎智組)

1994 RVF/RC45鈴鹿8時間耐久レース(岡田忠之/匹田禎智組)

1997 RVF/RC45 スーパーバイク世界選手権出場車

1997 RVF/RC45 スーパーバイク世界選手権出場車

1999 RVF/RC45鈴鹿8時間耐久レース出場車

1999 RVF/RC45鈴鹿8時間耐久レース出場車

1994 RVF/RC45(市販車)

1994 RVF/RC45(市販車)

1998 RVF/RC45 AMAスーパーバイク選手権出場車

1998 RVF/RC45 AMAスーパーバイク選手権出場車


1994 RVF/RC45 エンジン(市販車)

1994 RVF/RC45 エンジン(市販車)

2002 VFR エンジン(市販車)

2002 VFR エンジン(市販車)


2002 VFR(市販車)

2002 VFR(市販車)