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モータースポーツ > インディカー・シリーズ > 第1戦 セント・ピーターズバーグ > 決勝

インディカー・シリーズ

round 01

SCHEDULE

March 29 2015, RACE Firestone Grand Prix Of St. Petersburg

セント・ピーターズバーグセント・ピーターズバーグ

ライアン・ハンターレイが7位。3人のHondaドライバーがトップ10フィニッシュ
佐藤琢磨は予選5番手から序盤に4位浮上も、他車との接触により13位

2015年3月29日(日)・決勝  会場:セント・ピーターズバーグ市街地特設コース  天候:快晴  気温:23℃

2015年のインディカー・シリーズ開幕戦ファイアストン・グランプリ・オブ・セント・ピーターズバーグが青空の下で開催されました。空港の滑走路と市街地道路を組み合わせたユニークなコースに、インディカーシーズンの到来を待ちわびていたたくさんのファンが詰めかけ、フロリダならではの暖かな日差しの下でレース観戦を楽しんでいました。

  • ライアン・ハンターレイライアン・ハンターレイ
  • ジャック・ホークスワース(#41)ジャック・ホークスワース(#41)
  • 佐藤琢磨佐藤琢磨
  • 佐藤琢磨佐藤琢磨
  • 佐藤琢磨佐藤琢磨

開幕戦にエントリーしてきたインディカーは全部で24台。今年から導入されたエアロキットを身につけてのレースでは、新たな空力パッケージをどれだけ高いレベルに仕上げられるかが勝負のカギを握っていました。同時に、その空力パーツ群が持てる性能をフルに発揮できるよう、マシンにダメージを与えることなくゴールまで走り続ける必要がありました。

1.8マイルのコースを110周して争われたレースでは、少なくとも3回のピットストップが必要でした。ドライバーたちが最後のピットストップを行ったのはゴールまで30周ほどのところで、ほぼすべてのドライバーたちが最後の走りのためにソフトタイヤを選びました。インディカーが周回を重ねるとタイヤのラバーが路面に擦り着けられ、グリップはどんどんと高まっていきます。そうしたコースの変化にマシンのセッティングを巧みに順応させたドライバーだけが速さを獲得できます。Andretti Autosport、A.J. Foyt Racing、そしてRahal Letterman Lanigan Racingが今日のレースでの終盤戦に速いペースで走っていました。

2012年シリーズチャンピオンのライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)は予選8番手スタートで大きく順位を落としながら、7位までばん回してフィニッシュしました。また、ジャック・ホークスワース(A.J. Foyt Racing)は21番手スタートで序盤にアクシデントを起こしましたが、それによってトップグループと異なるピットタイミングでレースを戦い続けることとなり、そのレース展開を味方につけて上位争いに残ることに成功。3位で表彰台に上るチャンスをつかめそうな戦いとなっていました。しかし、ライバル達より2回多くピットストップを行わねばならず、レース終盤に再び後退。そこからの追い上げての8位でのゴールは、すばらしい戦いぶりだったと言えるでしょう。

マルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)は12番手スタートから10位でのフィニッシュを果たし、決勝の前のファイナルプラクティスで最速ラップを記録していたグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)も15番手スタートから11位でゴール。レース終盤、これらのHondaドライバーたちが非常に速いペースを保って周回を重ねていました。

予選5番手で3列目イン側グリッドからスタートした佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、序盤にして4位に浮上して表彰台フィニッシュを狙えるポジションを走っていました。ところが、33周目のリスタート直後にターン2で他車と接触、フロントウイングを破損したためにピットでの交換を余儀なくされ、ほぼ最後尾の23番手まで後退。それでもあきらめることなく猛チャージを続け、13位での完走を果たしました。

次戦、シリーズ第2戦は新規開催のインディ・グランプリ・オブ・ルイジアナ。アメリカ南部のニュー・オリンズ近郊でのレースです。

コメント

ライアン・ハンターレイ(7位)
「7位でのゴールを獲得するものとは思えないほど厳しい戦いになっていました。うまくいかないレースでも手堅くトップ10でのフィニッシュを実現する。そういう戦い方も必要です。最初のスタートでほかのドライバーと接触し、18番手か19番手まで順位を下げました。私たちはそこから大きくばん回しました。正直なところ、私たちの今日のマシンは6位や7位でのゴールが妥当というレベルにしか仕上がっていませんでした。トップ10フィニッシュに納得し、次のニュー・オリンズに向けて準備を進めたいと思います」

佐藤琢磨(13位)
「予選5番手からのスタートだったので、13位という結果は本当に残念です。新しいエアロキットを使ってのレースでマシンをまずまずのレベルに仕上げることはできていたと思いますが、フロントウイングを壊してしまったあとは、もうスペアがなかったために他チームからウイングを借りて走るしかなく、そのウイングが自分たちと異なるセッティングになっていたために空力バランスの崩れたマシンで走り続けることを余儀なくされました。それでも終盤には何台かをコース上でのバトルでパスすることができました。第2戦はニュー・オリンズ。新しいコースでのレースはとても楽しみです。自分たちの力を出しきったレースを戦いたいと思います」

アート・セントシアー|HPD社長
「非常に残念なレース結果になりました。しかし、今日の結果が私たちのエンジン、そしてエアロキットの実力を反映していたわけではありません。私たちのマシンは速く、Hondaドライバー、そしてHondaチームは高い能力を備えていることが今日のレースに表れていました。ライアン・ハンターレイ、佐藤琢磨、ジャック・ホークスワース、グレアム・レイホール、そしてマルコ・アンドレッティが上位フィニッシュを達成するだけの力をみせていました。しかし、今日は多くのアクシデントやミスがあり、Hondaのトップコンテンダーたちの多くがその悪影響を受けていました。今シーズンから使われることになったエアロキットは、多くの空力パーツによって構成されていますから、接触でパーツが吹き飛んでしまうと本来の性能を発揮しなくなってしまうのです。私たちは開幕戦での経験に学び、体制を立て直し、よりよい準備を整えて次のレースに向かわねばなりません。目指す結果を手に入れるためにはどのようなレースを戦うべきなのか、Hondaチームは今日のレースで学んだことと思います。喜べる結果を得ることはできませんでしたが、今シーズン最初のレースを戦って私は大いに勇気づけられました。終盤戦ではホークスワースがだれよりも速いペースで走り続け、何台ものマシンをパスしていました。レイホールも同様に目覚ましいスピードで周回を重ねていました。ニュー・オリンズで開催されるシリーズ第2戦で、私たちは実力通りの結果をつかみ取りたいと思います。次のレースが本当に楽しみです」

決勝リザルト

順位 No. ドライバー エンジン 周回数 タイム/差
1 2 J.P.モントーヤ シボレー 110 2:16'58.1079
2 1 W.パワー シボレー 110 +0.9930
3 10 T.カナーン シボレー 110 +11.1685
4 3 H.カストロネベス シボレー 110 +11.4376
5 22 S.パジェノー シボレー 110 +12.3909
6 11 S.ブルデー シボレー 110 +16.4923
7 28 ライアン・ハンターレイ Honda 110 +27.7102
8 41 ジャック・ホークスワース Honda 110 +34.9206
9 20 L.フィリッピ シボレー 110 +38.1564
10 27 マルコ・アンドレッティ Honda 110 +38.6910
 
11 15 グレアム・レイホール Honda 110 +40.3895
13 14 佐藤琢磨 Honda 110 +52.2688
14 26 カルロス・ムニョス Honda 110 +56.7210
16 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 110 +1'02.4581
17 98 ギャビー・シャヴェス Honda 110 +1'03.0667
18 25 シモーナ・デ・シルベストロ Honda 110 +1'03.1422
22 7 ジェイムス・ジェイクス Honda 100 +10Laps
23 19 フランチェスコ・ドラコーネ Honda 70 +40laps
24 18 カルロス・ウエルタス Honda 19 +91Laps

ポイントスタンディング

ドライバー
順位 No. ドライバー エンジン 総合ポイント
1 2 J.P.モントーヤ シボレー 51
2 1 W.パワー シボレー 44 
3 10 T.カナーン シボレー 35
4 3 H.カストロネベス シボレー 33
5 22 S.パジェノー シボレー 31
6 11 S.ブルデー シボレー 28
7 28 ライアン・ハンターレイ Honda 26
8 41 ジャック・ホークスワース Honda 25
9 20 L.フィリッピ シボレー 22
10 27 マルコ・アンドレッティ Honda 20
         
11 15 グレアム・レイホール Honda 19
13 14 佐藤琢磨 Honda 17
14 26 カルロス・ムニョス Honda 16
16 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 14
17 98 ギャビー・シャヴェス Honda 13
18 25 シモーナ・デ・シルベストロ Honda 12
22 7 ジェイムス・ジェイクス Honda 8
23 19 フランチェスコ・ドラコーネ Honda 7
24 18 カルロス・ウエルタス Honda 6