MAINTENANCE NOTE バイクの点検整備について
はじめに 日常点検 12か月定期点検 24か月定期点検 定期交換部品について 使用環境に応じた点検項目
日常点検は、お車の使用状況に応じて、お客様の判断で適時行う点検です。
日常点検

エンジン

・エンジンのかかり具合及び異音の点検
エンジンが速やかに始動し、円滑に回転するかを点検します。また、エンジン始動時及びアイドリング状態で異音がないかを点検します。


・エンジンオイルの量の点検
4 サイクル車
平坦な場所でエンジンを数分間アイドリング運転後、車を垂直な状態にして、エンジンを止めて数分後にエンジンオイル量が点検窓もしくはレベルゲージの規定範囲内(アッパレベル、ロアレベルの間)にあるかを点検します。
2 サイクル車
メインスイッチをONにし、または、エンジンを始動し、オイル警告灯が点灯しないかを点検します。


・低速及び加速の状態の点検
低速及び加速に異状はないかを点検します。


・冷却水の量の点検
平坦な場所で車を垂直にしてリザーバタンクの冷却水量が規定の範囲内(アッパレベル、ロアレベルの間)にあるかを点検します。


灯火装置及び方向指示器

メインスイッチを入れ、前照灯(ヘッドライト)、尾灯(テールランプ)、制動灯(ストップランプ)などの灯火装置や方向指示器の点滅具合に不良がないかを点検します。またレンズなどに汚れや損傷がないかを点検します。


運行において異状が認められた箇所

運行に支障がないかを点検します。


ドライブチェーン

・ドライブチェーンの緩み及び給油状態
リヤ・ホイールを浮かせて、ホイールを低速で回しながらチェーンに緩みがないかを点検します。また、チェーンのさび付、給油状態を目視などにより点検します。
スプロケット間のチェーンの中央部を手で上下に動かし、チェーンのたわみが規定の範囲にあるかをスケールなどにより点検します。
ブレーキ
タイヤ
バッテリ
エンジン
灯火装置及び方向指示器
運行において異状が認められた箇所
ドライブチェーン

点検整備の方法を正しく行わないことや、不適当な整備,未修理は、転倒事故などを起こす原因となり、死亡または重大な傷害に至る可能性があります。
点検整備は、取扱説明書・メンテナンスノートに記載された点検方法・要領を守り、必ず実施してください。
異状箇所は乗車前に修理してください。

安全に関する表示

「運転者や他の方が傷害を受ける可能性のあること」を回避方法と共に、下記の表示で記載しています。
これらは重要ですので、しっかりお読みください。
危険
指示に従わないと、死亡または重大な傷害に至るもの
警告
指示に従わないと、死亡または重大な傷害に至る可能性があるもの
注意
指示に従わないと、傷害を受ける可能性があるもの
☆その他の表示
お車のために守っていただきたいこと
知っておいていただきたいこと
知っておくと便利なこと

点検整備のしかた

本ページは、125cm3以下と126cm3以上の排気量を対象に編集していますが、機種によっては関係のない項目、説明文や図が異なる項目もありますのでご了承ください。
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