2007年10月発表 2009年6月終了モデル
この情報は2009年6月現在のものです。

Safety & Ecology 安全・環境性能環境仕様表

リアルスポーツの追求、それは常に環境や安全への想いとともにある。
スポーツカーと社会との関わりを重視しながら開発されたS2000。
そこには、Honda固有の先進的テクノロジーに裏づけられた
安全思想や環境哲学がクルマ全体を通して貫かれている。

モノコックボディ説明モデル
モノコックボディ説明モデル 写真は構造説明のために合成したものです。

「走る」「曲がる」「止まる」を徹底して追求したスポーツカーは、そもそも優れたアクティブセーフティ性能、
すなわち事故を未然に防ぐための安全性能を備えているが、S2000ではさらにさまざまな角度から、
安全性を追求している。夜間や雨天での走行時に優れた視界を確保する、
プロジェクタータイプ ディスチャージヘッドライト<HID>に加え、ストップランプ、テールランプは
ともにLEDタイプを採用、後続車からの視認性を高めている。また、急制動時に車輪ロックを防ぐ
EBD付ABS※1や、挙動の乱れに対して車両を安定化させるVSAを標準装備としている。
万一の際に人を守るパッシブセーフティ。その骨格となるのが「全方位衝突安全設計ボディ」。
ハイXボーンフレームと蛇腹状につぶれるストレートサイドメンバー、衝撃を効率よく分散させる
三つ又分散構造、座席後方のロールバーなど、多彩な工夫により衝突時のキャビン変形を最小限に抑え、
乗員の生存空間を確保。さらに、衝撃吸収ボンネットヒンジや衝撃吸収ワイパーピボットを採用した
「歩行者傷害軽減ボディ」により、オープンボディでありながら、高い安全性能を実現している。

運転席用&助手席用SRSエアバッグシステム作動イメージ G-CON

運転席用&助手席用SRS※2エアバッグシステム作動イメージ

写真は機能説明のため、エアバッグシステムを展開した状態で合成したものです。

環境へのひとつのアプローチとして。高度な燃焼コントロールテクノロジーをベースに、メタルハニカムを採用したキャタライザー(触媒)や、より緻密な混合気の制御をするためのLAF(Linear Air-Fuel Ratio)センサーなどにより、排出ガスに含まれる有害物質を低減。同時に10・15モード走行燃料消費率11.0km/L※3という優れた燃費性能で、地球温暖化の原因とされるCO2の排出量を低く抑えている。

「平成17年排出ガス規制」に適合。
排出ガス中の有害物質である、NMHC(非メタン炭化水素)、NOx(窒素酸化物)、CO(一酸化炭素)をそれぞれ低減。
平成17年排出ガス規制にも適合しています。

環境仕様表

チャイルドシートの着用は義務付けられていますが、Hondaではチャイルドシートの取り付けは後部座席を推奨していますので、
この車への取り付けはおすすめいたしません。

※1 ABS=Anti-lock Brake System(4輪アンチロックブレーキシステム)
※2 SRS=Supplemental Restraint System(シートベルトを補助する乗員保護装置)
※3 TYPE SのHonda DVDナビゲーションシステム装着車を除く。
■EBD付ABSは、あくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。したがって、EBD付ABSがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。■運転席用&助手席用SRSエアバッグシステムは、横方向や後方向からの衝撃には作動しません。前方向からの、設定値以上の衝撃を感知したときのみ作動します。■SRSエアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。■燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。