2007年9月発表 2009年8月終了モデル
この情報は2009年8月現在のものです。

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メカニズム

メカニズム メカニズム 新リアルタイム4WD IHCC

新リアルタイム4WD VSAとDBWの協調制御

新リアルタイム4WD[ タイプ別設定 ]

新リアルタイム4WD
FF車ならではの直進安定性・低燃費と、4WD車ならではの走破性を一台でかなえる方法はないだろうか。
この課題に対するHondaの回答が、通常はほぼFF状態で走行し、必要に応じて後輪にトルクを自動的に伝達するHonda独自のリアルタイム4WDでした。
このシステムをさらに進化させた新リアルタイム4WDは、頼もしい走破性と気持ちのいい走りに加え、低燃費と高い静粛性まで両立させた理想的な4WDシステムとしての資質をそのままに、後輪へトルクを伝達するデュアルポンプシステムにワンウェイカムユニットを追加。
これにより、FF⇔4WDの切り換えを瞬時に行い、タイムラグを感じさせない特性を獲得。
さらに、後輪へのトルク配分のよりきめ細かなコントロールが可能となり、雪上などで発進する際のグリップ感、旋回時のスムーズさなどがいちだんと向上しています。加えてCR-Vでは、メインクラッチの大容量化と各部の高強度化により、後輪への伝達駆動力を増加。
大径タイヤを力強く駆動し、たくましく安定感のある走りを実現しています。


●「新リアルタイム4WD」作動イメージ
通常走行(FF) 通常走行(FF)

通常はほぼFF状態で走行。
前輪と後輪に回転差がないため、ワンウェイカムは作動しません。
雪上走行等(カム作動:4WD) 雪上走行等(カム作動:4WD)

すべりやすい路面になると、前輪と後輪に回転差が生じるため、ワンウェイカムがメインクラッチを押しつけます。
瞬時に後輪に駆動力を伝えて4WDに切り換わります。
雪上登坂等(油圧作動:4WD) 雪上登坂等(油圧作動:4WD)

後輪に、より大きな駆動力が必要になると、油圧の力でさらにメインクラッチを押しつけます。


●構造説明図
構造説明図


VSA〈ビークル・スタビリティ・アシスト〉とDBW〈ドライブ・バイ・ワイヤ〉の協調制御

雪道などのすべりやすい路面における安定性と加速性。それは、CR-Vならではの気持ちのいい走りをより深く味わえるよう、Hondaが特にこだわったことのひとつでした。ブレーキ時の車輪ロックを防ぐABS〈4輪アンチロックブレーキシステム〉、加速時などの車輪空転を防ぐTCS〈トラクションコントロールシステム〉に、旋回時の横すべり抑制を加え、3つの機能をトータルにコントロールする先進の車両挙動安定化制御システム、VSA〈ビークル・スタビリティ・アシスト〉を全タイプに搭載。アクセルペダルの踏み込み量をセンサーで検知してコンピューターが理想的なスロットル制御を行うDBW〈ドライブ・バイ・ワイヤ〉との協調制御により、より効果的な制御を行い、高い走行安定性とトレース性、発進、加速性を可能としています。
特に坂道における発進や深い雪道のコーナーなどで威力を発揮。ガチッと路面をつかむかのような走りを実現します。さらに左右輪の路面状況が異なる場合でも、ブレーキとエンジン出力の最適な配分を自動的に行うことで、しっかりとした操縦安定性を獲得しています。

●VSA作動イメージ図
VSA作動イメージ図

[VSAの機能]
●オーバーステア抑制 旋回時、車両の巻き込みが発生した場合の挙動安定化。
●アンダーステア抑制   旋回加速時、駆動輪の軌跡がふくらんだ場合の路面トレース性向上。
●発進性の向上   左右輪の路面状況が異なる場合、低μ路側の車輪にブレーキをかけて空転を抑え、高μ路側の車輪にエンジン出力を配分することで発進・加速性を高める。

●制動制御   制動時の安定性向上。

■VSAはあくまでドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、VSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。



4WDイメージ 4WDイメージ
4WDイメージ
4WDイメージ

Photo:テスト車両(4WD)による撮影


■各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「装備一覧」「主要諸元」をご覧ください。


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