Hondaは、2001年の開幕戦/鈴鹿において記念すべきグランプリ500勝を達成し、2001年シーズン中にその記録を525勝まで伸ばした。2002年からは、新たなるマシンレギュレーションのもとに「MotoGPクラス」が施行され、グランプリの歴史は新たなページを開くことになる。
Hondaのグランプリ500勝に至る道程と記念すべき勝利にスポットライトを当ててきた本稿では、その最終章として全クラスを通じた様々な「初」を、その達成順に網羅してみたい。そのひとつひとつがHondaのグランプリ活動の確かな足跡であり、またそれぞれのライダーにとっても大きなマイルストーンであったことは確かだ。
そしてHondaは、2001年4月8日第1戦日本GP(鈴鹿)において、グランプリにおいて単一メーカーとして初めて500勝を達成。2001年度中にその記録を525勝まで伸ばし、そして2002年度より始まる「新生ロードレース世界選手権」に新たな挑戦を開始することになる。
Hondaの飽くなき挑戦は、そのデータや数字そして記録を超えて、グランプリに足跡を残し続けることだろう。