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Round15ポルトガルポルトガルGP

MotoGP

アルガルベ・インターナショナル・サーキット

第15戦 ポルトガルGP

4台のHonda RC213Vがシーズン最後の戦いに臨む

サーキット・リカルド・トルモ(バレンシア・サーキット)で開催された2連戦に続き、11月20日(金)から22日(日)までの3日間、第15戦ポルトガルGPがアルガルベ・インターナショナル・サーキット(以下、アルガルベ・サーキット)で3連戦最後のレースとして開催されます。

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でスケジュールが大幅に変更となり、シーズン最終戦にポルトガルGPが組み込まれました。アルガルベ・サーキットでロードレース世界選手権(WGP)が開催されるのは初めてです。

アルガルベ・サーキットでは、サーキットが完成した2008年からスーパーバイク世界選手権(SBK)が、2016年以外の12回開催されており、SBKのカレンダーに定着しています。また、2017年からWGPのリザーブサーキットとして登録されており、今年は開催のできないサーキットが多く、最終戦に組み込まれました。このサーキットを経験しているライダーが少ないことから、第10戦フランスGPの前にMotoGPクラスの公式テストが行われたほか、金曜日のFP1とFP2は、MotoGPクラスが25分、Moto2とMoto3は15分、通常より時間を延長してセッションが行われます。

ポルトガル南部に位置するアルガルベ・サーキットは、一周4.592km。起伏に富み、バリエーション豊かなコーナーが連続するテクニカルコースで、加えて、ブラインドコーナーの多い難コースとして知られます。そのため、ライダーの好みがはっきりと分かれるサーキットになっています。

これまでポルトガルGPとしては、1987年にスペインのハラマ・サーキット、88年にスペインのヘレス・サーキットで開催されました。そして2000年から12年まではポルトガルのエストリル・サーキットで13年連続で開催されており、今年は8年ぶり16回目の開催となります。

今年のMotoGPクラスは、開幕戦カタールGPがキャンセルとなりました。新型コロナウイルスの感染拡大で、イタリアからの渡航者に対して14日間の検疫処置が実施されたためで、カタールGPに向けて、ロサイル・インターナショナル・サーキットで公式テストが行われていたMoto2とMoto3だけで開催されました。そのためMotoGPクラスは最終戦となる第15戦ポルトガルGPがシーズン14戦目の戦いとなります。

前戦を終えて総合9位の中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、直近では3戦連続でフロントローを獲得していますが、第11戦テルエルGPは転倒リタイア、第13戦ヨーロッパGPは4位、そして前戦バレンシアGPは3位に浮上した直後に転倒リタイアと、悔しい結果に終わっています。今大会は念願の初優勝、初表彰台に向けて全力を尽くします。10月に行われたアルガルベ公式テストでは、レギュラーライダーはMotoGPマシンでの走行がルール上できないため、市販車のCBR1000RR-Rでコースの確認を目的として走行しました。MotoGPマシンでは、金曜日のフリー走行が初めてとなるだけに、初日が重要になります。

第10戦フランスGP、第11戦アラゴンGPでともに2位表彰台となったものの、続く第12戦テルエルGP、第13戦ヨーロッパGPで連続転倒リタイアに終わり、前戦バレンシアGPでも16位に終わったアレックス・マルケス(Repsol Honda Team)が、4戦ぶりの表彰台獲得と自身初優勝に挑みます。前戦バレンシアGPでは予選で転倒した際に左手首を痛め、決勝は厳しい走りを強いられました。数日間の休養で左手首も回復してきており、最終戦では今季自己ベストリザルトを目指します。

LCR Honda CASTROLで最後のレースとなるカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)も、今季自己ベストに挑みます。今年は左手のケガと、そのケガの影響で右腕の腕上がりの手術を受け、さらに終盤戦に入って右肩のじん帯も傷めるという厳しいシーズンになっています。今大会は、ケガの状態も回復し、ほぼ万全の状態で挑むことになります。アルガルベは、スーパースポーツ世界選手権、スーパーバイク世界選手権で経験しているサーキットであり、今季自己ベスト、さらには今季初表彰台、初優勝も期待されます。

第2戦スペインGPで右腕上腕を骨折し、その治療とリハビリを続けるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)の代役として、12戦目の出場となるステファン・ブラドル。10月のアルガルベ公式テストでは、テストライダーにMotoGPマシンでの走行が認められているため、RC213Vで走行しました。そのデータをHonda勢全体が共有することになりますが、第10戦フランスGPの8位を超える自己ベストリザルトを目指します。

 

コメント

中上貴晶(MotoGP 総合9位)
「いよいよ2020シーズン最後のレースウイークです。ポルティマオでMotoGPマシンに乗るのがとても楽しみです。最高の週末になることは間違いありません。いい週末にしたいです。日曜日にはもう一度目標を達成できるようにがんばります。プッシュし続けます」

アレックス・マルケス(MotoGP 総合14位)
「数日休んで、フィーリングはよくなりましたし、左手首も回復してきました。ポルティマオはほとんどのライダーにとって新しいサーキットなので、どのように攻略するのか興味深い週末になります。体力的にきついレイアウトで、ブラインドコーナーがたくさんあるので、とてもエキサイティングなレースになると思います。楽しみです」

カル・クラッチロー(MotoGP 総合18位)
「バレンシアの2レースは思ったようには行きませんでした。ポルティマオでまたチャンスがやってきます。チームとHondaとともに、いつものように一生懸命取り組みます。WSSとSBKでレースをしたときにポルティマオを走ったことがあります。でも昔のことですし、MotoGPマシンでは全く違うサーキットのように感じると思います。難しいサーキットですが、Castrol Hondaで楽しみたいです。また、LCR Hondaチームで最後のレースになります。すばらしい6年間を共に歩んできました。3勝し、多くの表彰台を獲得しました。そして厳しい時期もありました。クルー、チーム全体、Honda、そして関わったすべての人に感謝したいと思います」

ステファン・ブラドル(MotoGP 総合20位)
「ポルティマオで行われたテストをRC213Vで走行したときは、以前レースをしたときとは全く違うサーキットのように感じました。マシンのレベル、そしてMotoGPマシンの電子制御が全く違うからです。週末が楽しみです。このサーキットは楽しいですし、いい形でシーズンを終えたいです。最近の3レースは特に忙しかったですが、とても楽しかったです」

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