総集編 2017 全日本ロードレース選手権(ST600)

      

國峰がし烈なランキング争いの末、総合2位でシーズンを締めくくる

開幕戦から連続4位入賞と安定した走りをみせた國峰は、ツインリンクもてぎ大会でシーズン初勝利をあげると、そこから勢いに乗り、連続で表彰台を獲得。ランキングトップに迫る成績を残すも、届かず総合2位でシーズンを締めくくる。序盤はウエットレースが続き、雨に強い星野が好走をみせ、シリーズを盛り上げた。

04.09Round01 筑波サーキット

ウエットの開幕戦を制したのは、雨に強い星野

開幕戦は雨の影響でウエットコンディションとなる。シーズンを占う、この一戦で速さをみせたのは、雨に強いと言われてきた星野。終盤にトップに躍り出た星野は、後続を引き離して開幕戦ウイナーとなる。

  • 1位 星野知也
  • 2位 前田恵助
  • 3位 奥田教介

05.14Round03 スポーツランドSUGO

雨の一戦で星野が追い上げのレースを展開する

今大会も雨によるウエットレースとなる。決勝で速さをみせたのは、予選22番手からスタートした星野。後方から怒涛の追い上げで、一気に3位まで浮上し、表彰台を獲得してみせる。

  • 1位 岡本裕生
  • 2位 前田恵助
  • 3位 星野知也

06.11Round04 ツインリンクもてぎ

國峰がCBR600RR勢でトップの4位フィニッシュ

今大会は予選こそ時折雨が降る不安定な天候となったが、決勝はドライコンディションで開催される。Honda勢は予選5番手につけていた國峰が表彰台を目指し、上位争いを繰り広げる。しかし、惜しくも届かず4位フィニッシュとなった。

  • 1位 前田恵助
  • 2位 岡本裕生
  • 3位 清末尚樹
  • 4位 國峰琢磨

06.25Round05 ツインリンクもてぎ

今季初勝利を挙げた國峰。ここから勢いに乗る

4位入賞が続き、表彰台獲得を目指してレースに臨んでいた國峰が、今季初勝利でその目標を達成。國峰はファーストラップを制すると、途中雨が落ちてくる中でもタイムを落とさず、2番手以下を大きく引き離してチェッカーを受ける。

  • 1位 國峰琢磨
  • 2位 A.ユディスティラ
  • 3位 名越哲平

10.01Round08 岡山国際サーキット

前戦勝利の國峰が2位に入り、連続で表彰台を獲得

もてぎ大会で今季初勝利を挙げて勢いに乗った國峰が、この大会でも速さをみせ、2位でフィニッシュ。2戦連続となる表彰台を獲得し、最終戦にタイトル獲得の望みをつなぐ。

  • 1位 前田恵助
  • 2位 國峰琢磨
  • 3位 岡本裕生

11.05Round09 鈴鹿サーキット

國峰が3位表彰台でシーズンを締めくくる

ランキングトップと7ポイント差で最終戦を迎えた国峰は、タイトル獲得のために果敢に攻めるが、マシンのセットアップに苦しみながらの戦いに。なんとか3位表彰台に登壇するも、ランキングトップには届かず、総合2位でシーズンを終える。

  • 1位 岡本裕生
  • 2位 前田恵助
  • 3位 國峰琢磨

2017 ポイントランキング

順位 No. ライダー マシン 総合 1 2 3 4 5 6 7 8 9
15前田恵助ヤマハ133222225142525
250國峰啄磨Honda124181818252223
3 52 岡本裕生ヤマハ120142522112028
446星野知也Honda106252014161318
557奥田教介カワサキ8520 15181517
63名越哲平Honda8313 13201621
715和田留佳カワサキ7216 16151411
820名越公助ヤマハ5781594714
940南本宗一郎ヤマハ52 9761119
1070清末尚樹カワサキ5012 202 16
1117亀井雄大Honda509 111218
1318田所隼Honda40210103 15
1748行村和樹Honda26 54512
1838杉山優輝Honda25 16 9
22 90 中村龍之介Honda 20 11   4 5
23 16 中村豊Honda 20   10 10
25 96 北見剣Honda 16 10 6  
27 64 田尻悠人Honda 10   10  
28 25 松川泰宏Honda 10 7 3  
29 43 森中忍Honda 9 8 1  
30 62 井上拓海Honda 8   8  
36 26 櫻井賢一Honda 2   2  

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