総集編 2017 全日本ロードレース選手権(J-GP2)

      

開幕からランキング首位を守り続けた水野がJ-GP2クラスを制する

今シーズンは水野が序盤から圧倒的な速さをみせ、一度もランキング首位を譲ることなくJ-GP2クラスのチャンピオンを決めた。水野は全7レースで5勝を挙げるなど他を圧倒、大きな成長を遂げる。ランキング2位は関口、2位表彰台回数は5度とベテランらしい安定した走りを披露。若手とベテラン、それぞれの強さが光るシーズンとなった。

04.08-09Round01 鈴鹿サーキット

水野と榎戸が連続1-2フィニッシュ

開幕戦は2レース制で行われる。第1レースは雨の影響でウエットパッチが残る難しいコンディションになるが、水野と榎戸が1-2フィニッシュ。第2レースは完全ウエット、ここでも両ライダーが1-2フィニッシュを決める。

  • Race 1
  • 1位 水野涼
  • 2位 榎戸育寛
  • 3位 石塚健
  • Race 2
  • 1位 水野涼
  • 2位 榎戸育寛
  • 3位 生形秀之

05.14Round03 スポーツランドSUGO

ウエットを制した水野が早くも今季3勝目を挙げる

今大会も決勝はウエットコンディションとなる。そんな中、開幕戦完全制覇の水野が安定したペースを刻み、今季3勝目を挙げ、好調をアピール。2位には、雨の難しいレースを確実に走りきった関口が入る。

  • 1位 水野涼
  • 2位 関口太郎
  • 3位 生形秀之

06.11Round04 ツインリンクもてぎ

関口2位、水野3位、両ライダーが好調をキープ

前半戦から好調を維持する関口と水野が今大会も表彰台を獲得。関口はマシンのセットアップに苦しむも、トップに迫る2位でフィニッシュ。水野は初日の転倒でリズムを崩したが、決勝までに立て直し、3位表彰台を獲得してみせる。

  • 1位 生形秀之
  • 2位 関口太郎
  • 3位 水野涼

06.25Round05 オートポリス

水野がポール・トゥ・ウイン。2位に関口が入る

今季速さをみせている水野が全セッションでトップタイムをマークするなど、圧倒的な速さをみせる。決勝でも関口とサイドバイサイドのトップ争いを披露し、一番にチェッカーを受けた。関口は水野に首位を受け渡すも、確実に2位に入る。

  • 1位 水野涼
  • 2位 関口太郎
  • 3位 榎戸育寛

10.01Round08 岡山国際サーキット

開幕から一度もランキングトップの座を譲らなかった水野がタイトルを決める

水野が総合2位の関口に29ポイント差をつけて挑んだ岡山大会で、J-GP2チャンピオンに輝く。予選ポールポジションから決勝に臨んだ水野は、決勝レースでし烈なトップ争いを制し、今季5勝目。最終戦を残しタイトルを獲得した。

  • 1位 水野涼
  • 2位 関口太郎
  • 3位 生形秀之

11.05Round09 鈴鹿サーキット

最終戦を制したのは作本、2位には関口が入る

既にタイトルが決まっているJ-GP2クラスの最終戦は、作本が今季初勝利でシーズンを締めくくる。2位には関口、コンスタントに表彰台を獲得しランキング2位で2017年を終える。チャンピオンの水野は、痛恨の転倒で15位フィニッシュ。

  • 1位 作本輝介
  • 2位 関口太郎
  • 3位 石塚健

2017 ポイントランキング

順位 No. ライダー マシン 総合 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 2
1634水野涼HP6q1542525252025259
244関口太郎HP61389162222222225
34生形秀之スズキ1281820202562019
431岩戸亮介MD60011613151815181621
539柴田陸樹カワサキ991513818161415
632榎戸育寛CBR600RR962222 142018
75石塚健カワサキ8120512712223
836徳留真紀SPEEDUP81611141315814
970岩崎哲朗カワサキ77111410 111516
10 33 K.クボ ヤマハ 76 16 18 12 13     17
12 10 大木崇行 HP6 69 14 9   11 10 12 13
14 16 中本郡 HP6 61 7 7 11 9 8 9 10
15 090 中村修一郎 KALEX 47 10 12  8 5  12
16 8 作本輝介 MD600 41       13 28
18 21 赤間清 HP6 34 4 6 7 5 4 4 4

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