Round11アラゴンアラゴンGP

Moto3

2020年10月18日(日)

モーターランド・アラゴン
天候:晴れ 気温:21℃
コースコンディション:ドライ

第11戦 アラゴンGP

ハウメ・マシアが今季初優勝!

Moto3クラスは、7台によるし烈な優勝争いとなり、ハウメ・マシア(Leopard Racing)が、今季初優勝を達成しました。前戦フランスGPではポールポジションを獲得するも4位とく悔しいレースでした。今大会はその雪辱を果たしました。また、この優勝は、Hondaのマシンに乗ってグランプリで優勝した100人目のライダーとなりました。また、この優勝は、Hondaにとっては、グランプリ通算799勝目となりました。

予選10番手からスタートするも、予選でのペナルティーのためロングラップペナルティーで大きくポジションを落としたジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)がすばらしい追い上げを見せ、トップグループに加わり5位でフィニッシュ。ジェレミー・アルコバ(Kömmerling Gresini Moto3 )が6位、左腕の骨折がまだ完治していない鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が好スタートからトップグループに加わり8位でフィニッシュしました。

デニス・フォッジア(Leopard Racing)が10位。総合2位の小椋藍(Honda Team Asia)は、タイヤの選択を失敗、トップグループから遅れて14位でした。今大会は、予選8番手とまずまず好調な走りを見せていただけに残念な結果でした。しかし、総合2位をキープ、連戦となる第12戦テルエルGPでは巻き返しに挑みます。

チームメートでルーキーの國井勇輝(Honda Team Asia)は20位。同じくルーキーの山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)は24位でした。

 

コメント

ハウメ・マシア(Moto3 優勝)
ハウメ・マシア「優勝できてうれしいです。今週末は難しかったですが、チームは決してあきらめませんでした。そして、強さを証明できました。この結果は今後のレースへ向けてモチベーションにつながります。これまで以上に一生懸命取り組んでがんばります」

ジョン・マクフィー(Moto3 5位)
ジョン・マクフィー 「今日はロングラップペナルティーで17番手まで下がりたいへんでした。そのあとはとにかく追い上げましたが、厳しいレースでした。最初はタイヤのマネジメントのことを考えていましたが、ロングラップのあとは、できる限りプッシュしました。自分のリズムにはとても満足しています。楽にトップグループに追いつくことができました。それからは少しバトルで苦戦しました。残り2周でトップグループと離れてしまいましたが、今日は5位を獲得できてとてもうれしいです。重要なポイントを獲得して、いいリズムがつかめたことが証明できました。来週末のレースが楽しみです」

ジェレミー・アルコバ(Moto3 6位)
ジェレミー・アルコバ「最高のレースでした。ハードタイヤでレースをするのは初めてでしたが、いい選択でした。ソフトではフィーリングがあまりよくなかったので、この選択に挑戦しました。レース終盤は最も速いライダーのひとりだったと思います。予選があまりよくなかったのは残念ですが、全体的には満足しています。チームは僕に100%のものを与えてくれたので感謝したいです。今はこの結果を楽しみたいです。そのあとは来週末へ向けて集中したいです。目標は前進し続けることです」

小椋藍(Moto3 14位)
小倉藍「ウォームアップの後、レースで使用するタイヤについていろいろ考え、自分としては、リアにハードタイヤを履くことを選択しましたが、思うようにグリップせず、間違った選択だったと思います。しかし、同じハードタイヤを選択して、自分より前でゴールしているライダーもいます。今日は、上位グループで戦える自信がありませんでした。来週のレースに向けて、しっかりと働かなくてはなりません。改善すべき点が見えているのは次戦に向けていいことだと感じています」

國井勇輝(Moto3 20位)
國井勇輝「先週のフランスGPよりも、レースウイークとしてはよかったと思います。しかし、スタートがよくなくて、序盤、後方に沈んでしまいました。その後は、いいペースを維持でき、単独でもいい走りができました。そして、前方のグループを捉え、20位でのゴールすることができました。来週、またここでレースができるのはポジティブなことです。次戦は予選に取り組みたいです」

Moto3 リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
15ハウメ・マシアHonda37'45.009
240D.ビンダーKTM+0.091
325R.フェルナンデスKTM+0.196
455R.フェナティハスクバーナ+0.327
517ジョン・マクフィーHonda+0.368
652ジェレミー・アルコバHonda+0.385
775A.アレナスKTM+0.396
824鈴木竜生Honda+1.933
913C.ヴィエッティKTM+2.389
107デニス・フォッジャHonda+2.461
1127鳥羽海渡KTM+2.966
1299C.タタイKTM+3.020
1371佐々木歩夢KTM+4.872
1479小椋藍Honda+10.949
1553D.オンジュ KTM+10.979
1612フィリップ・サラクHonda+11.172
1721A.ロペスハスクバーナ+13.861
1823ニッコロ・アントネッリHonda+19.761
1911セルジオ・ガルシアHonda+21.284
2092國井勇輝Honda+21.339
2154R.ロッシKTM+21.379
2250J.デュパスキエKTM+21.440
2382S.ネパKTM+21.520
246山中琉聖Honda+36.570
2570B.バルテュスKTM+36.628
269D.ピッツォーリKTM+36.676
2789カイルール・イダム・パウィHonda+36.739
RT73M.コフラーKTM+2Laps
RT16A.ミニョKTM+11Laps
RT2ガブリエル・ロドリゴHonda-

Moto3 ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
175A.アレナスKTM144
279小椋藍Honda131
313C.ヴィエッティKTM126
414トニ・アルボリーノHonda115
517ジョン・マクフィーHonda109
65ハウメ・マシアHonda108
725R.フェルナンデスKTM89
824鈴木竜生Honda83
940D.ビンダーKTM82
102ガブリエル・ロドリゴHonda77
1155R.フェナティハスクバーナ70
127デニス・フォッジャHonda69
1352ジェレミー・アルコバHonda56
1416A.ミニョKTM47
1511セルジオ・ガルシアHonda37
1623ニッコロ・アントネッリHonda33
1782S.ネパKTM26
1827鳥羽海渡KTM24
1971佐々木歩夢KTM23
2053D.オンジュKTM23
2112フィリップ・サラクHonda20
2221A.ロペスハスクバーナ16
2399C.タタイKTM14
246山中琉聖Honda13
2554R.ロッシKTM5
2670B.バルテュスKTM0
2792國井勇輝Honda0
28 50J.デュパスキエKTM0
2973M.コフラーKTM0
309D.ピッツォーリKTM0
3189カイルール・イダム・パウィHonda0
3260D.ガイガーKTM0

コンストラクター

順位 コンストラクター 総合ポイント
1 Honda 236
2 KTM 232
3 ハスクバーナ 74

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