タックルは「電動タックル」「手巻きリールタックル」「一般的なリールザオ」などが使われる。電動タックルは現在のワカサギ釣りで主流になっているもので、モーターの付いたリール本体と穂先の組み合わせになり、ボートからドーム船の釣りまで幅広く使われている。手巻きリールタックルは電動タックルの代わりに使うもので、ワカサギ釣り用の小型リールと短いサオのセットになる。レンタル道具の場合はこのタイプが多い。一般的なリールザオは秋のボート釣りで使用される。このほかに昔ながらの「手バネザオ(手元にイト巻きが付いている短いサオ。深い場所を釣りたい時はイトを長く出して使い、魚が釣れたら自分でイトを手繰って魚を引き上げる)」といったものもある。それぞれのタックルには、複数のハリが並ぶワカサギ釣り用のサビキ仕掛けと水深に応じたオモリをセットし、ハリにエサを刺せば釣りができる。