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釣り方

ワカサギ釣りの道具

タックルは「電動タックル」「手巻きリールタックル」「一般的なリールザオ」などが使われる。電動タックルは現在のワカサギ釣りで主流になっているもので、モーターの付いたリール本体と穂先の組み合わせになり、ボートからドーム船の釣りまで幅広く使われている。手巻きリールタックルは電動タックルの代わりに使うもので、ワカサギ釣り用の小型リールと短いサオのセットになる。レンタル道具の場合はこのタイプが多い。一般的なリールザオは秋のボート釣りで使用される。このほかに昔ながらの「手バネザオ(手元にイト巻きが付いている短いサオ。深い場所を釣りたい時はイトを長く出して使い、魚が釣れたら自分でイトを手繰って魚を引き上げる)」といったものもある。それぞれのタックルには、複数のハリが並ぶワカサギ釣り用のサビキ仕掛けと水深に応じたオモリをセットし、ハリにエサを刺せば釣りができる。

タックル

電動タックル(電動リール&穂先)

現在のワカサギ釣りで主流になっているタックル。電動リール本体と穂先を組み合わせて使用。ボート、ドーム船、氷上穴釣りと幅広いワカサギ釣りに使える。ワカサギ釣りを始めるなら最初から購入するのもおすすめ。自動で誘いなどもできる上級モデルから定番クラスまで幅広くラインナップがあり、初めの1台なら定番クラスでも全く問題ない。穂先は先調子で5g前後のオモリを使えるものが標準的。リールに巻くミチイトPEラインの0.3号ほどを使う。

手巻きリールタックル

小型の手巻きリールで釣るタックル。近年はリールにカウンターが付き、さらに電動リールと同じように穂先を選んで組み合わせられるタイプのものもある。レンタルタックルはこのタイプが多くなる。

ボート用リールザオなど

秋のボートからのワカサギ釣りでは、ワカサギ釣り用のリールザオ(トラウト用やメバル用で代用することも可能)もよく用いられる。電動タックルが広まるまではこちらが主流だった。手バネザオは露天での氷上釣りに適していて、イトを手繰りながら釣りをする独特の味わいを好むベテランもいる。

仕掛け、オモリ

スナップ
ワカサギ釣り用のサビキ仕掛け。さまざまなタイプがあるが、ワカサギ釣り用の電動タックルや手巻きリールタックルはサオ部分が短いので、仕掛けもまずはハリが5本ほどで全長が60cm前後の短めのものが使いやすい。秋のボート釣りで長いサオを使う場合や、釣りに慣れてきたら、仕掛けもより長いものでよい。
ランディングネット
仕掛けの下部には釣り場の水深に応じたオモリをセットする。水深10mで5gを基準に、それ以上なら7~10g、それ以下なら3~4gが目安になる。仕掛けもオモリも現地のおすすめを事前に確認しておく。

エサ

サシもしくは紅サシ(写真左)がよく使われる。通常は現地で販売されており、釣り場によってどちらがよく釣れるといった傾向が出る場合もある。アカムシは濁りが入った時に使うと効果的。ブドウムシ(写真右)はハリに刺すのではなく、カットしたものを仕掛けの上部に取り付けて魚を寄せる目的で使う。

その他のアイテム(ハサミ、手拭きタオル、エサ箱、バケツなど)

ハサミはエサのカットや仕掛けの調整に必要。エサは袋のままだと使いにくいのでエサ箱に移し替える。あとは手拭きタオル、釣ったワカサギを入れる小型バケツ、魚を持ち帰るための食品用保冷袋とクーラーなどが基本のアイテム。このほかにも電動リールを置いて使う叩き台、ワカサギを手早くハリから外せるハリ外しなど、多数の便利アイテムがあるが、現地で借りられる場合も多いので、まずは経験を積みながら必要なものを徐々にそろえていくとよい。
※このコンテンツは、2022年10月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
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