• 釣り方 :

タチウオ釣りのエサ付け

海中で動かした時に回転しないように、身の中心にハリを通す

タチウオテンビンエサ釣りでは、エサに短冊状の皮付きのコノシロやサバの身を使う。このエサを、サオをシャクって動かし、「タチウオに逃げる小魚と思わせて食いつかせる」というのが基本のイメージだ。

そこで大切なのが、正しいエサの付け方。エサは端からハリを刺し入れ、中心線を縫うようにして、なるべく隙間なく平らに留める。仮にハリがまっすぐ付いておらず、余計な突起が多い状態のエサになると、海中で動かした時に余計な水流抵抗を受けて回転する。こうなるとタチウオが違和感を覚えてしまい、エサに反応しなくなる。

エサの中心線にハリが通り、凹凸も少ない平らな状態になればOK。さらにハリから垂れている側の身の端を両側から斜めにカットし、山形にしておくと海中での動きがよくなる
よくないエサ付けの例。凹凸が多かったりハリが真ん中を通っていないものは海中で回転してタチウオが反応しなくなるので注意したい
よくないエサ付けの例。凹凸が多かったりハリが真ん中を通っていないものは海中で回転してタチウオが反応しなくなるので注意したい

エサの付け方

1
船で配られるコノシロの短冊(切り身)。この時、もし端の形がいびつだったら、写真のようにハサミできれいにしておく(腹側の白い部分を水平できれいな切り口にしている)
2
まず切り身のなるべく端に近い部分の真ん中に身側からハリを通す
3
刺した身をハリの軸側まで動かし、クルっと回すとこの状態になる
4
そのまま余計な遊びが出ないように身の真ん中にハリ先を通す
5
通した身をここまで移動
6
再びクルっと身を回して同じ作業をする
※このコンテンツは、2019年9月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。