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キャスティングの基本

チョイ投げでも両手をしっかりと使ったキャストが必要

シロギスねらいのチョイ投げ釣りでは、まず50m以上の飛距離をしっかり出せることを目標にする。この時、片手投げでは安定したキャスティングができず、飛距離が伸びないうえ方向もブレてしまう。そのため本格的な投げ釣りと同じように、両手投げの基本フォームをマスターする必要がある。
キャスティングの基本は、立ち位置を決めたら、まず左右と後方の安全を確かめることが第一。その後、リールのベールを開いてトップガイドからテンビンオモリまでの間のタラシを50〜70cmに調節し、リールフット(脚部)を握った手の人差し指でミチイトを引っ掛ける。そして、もう一方の手でサオ尻を保持して、サオを上段に構えるとスタンバイOKとなる。

両手投げの基本フォーム

投げる直前には、仕掛けが絡んでいないか、今一度後方を確認。その後は投げる方向を見据え、リールフットを握った手を押し出すと同時に、サオ尻を胸元に引き寄せるようにして、サオの弾力と反発力を生かすことを意識してキャストするのが飛距離を伸ばすコツになる。
この時、ミチイトに掛けた人差し指を離すタイミングは、サオが前方70〜80度に来た時が目安。ねらった方向から目を離さず、テンビンオモリの着水点が確認できれば合格だ。
キャストは腕の力ではなく、サオが復元する力で投げる。体をなるべくぶらさず、「サオの反発力」を引き出すことを意識してみよう。
※このコンテンツは、2017年9月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。