2009年9月発表 2011年9月終了モデル
この情報は2011年9月現在のものです。
走る、曲がる、止まるというクルマの基本性能が問われるアクティブセーフティ性能をあらゆる角度から追求したオデッセイは、ボディやサスペンション、ブレーキなど、クルマとしての基本性能を徹底。そのうえでEBD(電子制御制動力配分システム)付ABSや遠方視認性を高めたディスチャージヘッドライト〈HID〉(ロービーム、オートレベリング/オートライトコントロール機構付)、さまざまな路面で車両の挙動安定化をはかるVSA〈ビークル・スタビリティ・アシスト〉、VSAとEPS(電動パワーステアリング)との協調制御により車両の挙動変化を収めやすいように操舵力をアシストするMotion Adaptive EPS〈モーションアダプティブEPS〉、4個のカメラを駆使して走行/駐車時の死角を減らすマルチビューカメラシステムなど、先進のセーフティデバイスを設定。事故の未然回避能力を高めています。
[ABS=Anti-lock Brake System] [EBD=Electronic Brake force Distribution]
ドライビングの安心と安全を高めるための大切なポイントは、何といっても前後左右の広い視界。けれどもドライバーの肉眼だけでは、クルマの周囲をくまなく見通すことはできません。そこでオデッセイは、先進のドライビング支援システム「マルチビューカメラシステム」を設定。フロント、サイド(左右)、リアに設置した4つの魚眼CCDカメラから得られた映像を、クルマの進行方向や車速、前輪の操舵角などの情報とともにシステムが解析し、状況に応じた最適な “視界”をディスプレイに映し出します。走るとき、停まるとき、オデッセイならドライバーの「見えたらいいな」が見えてくるのです。
※イラストは機能説明のためのイメージ図です。■「グラウンドビュー」は、車両に配置されている4個の魚眼CCDカメラの映像をあたかも自分の車両の真上から見た映像として路面を表示するものです。■「グラウンドビュー」では立体物が歪んだり、上部が画面に映らないなど、画面に映し出されている映像と実際の状況が異なることがあります。また、カメラの映し出す範囲は限られていますので、画面だけを見て走行すると接触事故等、思わぬ事故を引き起こすおそれがあります。必ず目視やミラーなどを用いて車両の周辺の安全を直接確認してください。■路面が滑りやすくなっているなどの場合は、タイヤのスリップにより、「グラウンドビュー」の予測ガイド線と車両の実際の動きにずれが生じることがあります。■映し出す範囲には限界があり、バンパーの両コーナー付近、バンパーの下や黒線上にあるものは映りません。■映し出す映像は雨の日、夜間など天候や周囲の状況によって見えにくくなることがあります。■ご使用の前に必ず取扱説明書をお読みください。
高効率、低消費電力のガス放電型バルブが、高輝度の光をより広く遠くへ照射。夜間や雨天時のドライブを明るくサポートします。乗車人数や荷物の量にかかわらず照射軸を一定に保つオートレベリング機構付き。
ABSは滑りやすい状況での急制動時に車輪ロックを防止。EBDはブレーキング時の前輪と後輪の制動力配分をコンピューターがコントロールし、制動ポテンシャルをフルに引き出します。
■EBD付ABSは、あくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。したがって、EBD付ABSがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
ブレーキ時の車輪ロックを防ぐABS、加速時などの車輪空転を防ぐTCS〈トラクションコントロールシステム〉に、旋回時の横すべり抑制を加え、3つの機能をトータルにコントロールするVSA。この先進のシステムを、オデッセイはきめ細かくリニアに制御しています。さらに、DBW〈ドライブ・バイ・ワイヤ〉との協調制御とも相まって、さまざまな路面状況とその急激な変化に対しても、安心感と信頼性の高い走りを実現します。
[VSA=Vehicle Stability Assist]
コーナリング時や路面状況の変化などにおける、さまざまなクルマの挙動の乱れに対してステアリングの操舵力をアシストするMotion Adaptive EPS〈モーションアダプティブEPS〉。VSAと、コンピューターが車速や操舵角に応じてきめ細かくアシスト量を制御するEPS〈電動パワ−ステアリング〉との協調制御により、クルマの挙動を補正しすぐれた走行安定性を実現。ドライビングの歓びに大きな安心感をプラスします。