2009年9月発表 2011年9月終了モデル
この情報は2011年9月現在のものです。
オデッセイは、排出ガス中の有害物質、NMHC(非メタン炭化水素)、NOx(窒素酸化物)、CO(一酸化炭素)をそれぞれ大幅に低減し、国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」を全タイプでクリアするなど、高い環境性能を獲得しています。またすぐれた燃費性能で、地球温暖化の原因とされるCO2の排出量も抑制し、全タイプ平成22年度燃費基準に適合。とくにFF車(Absoluteを除く)は平成22年度燃費基準を25%以上上回る燃費性能を達成しています。
内外装部品からPVC(ポリ塩化ビニル)を大幅削減し、廃車シュレッダーダストを一般焼却炉で処理可能なレベルにクリーン化しています。また全部品から六価クロム、カドミウムの使用を廃止し、水銀、鉛の使用量を大幅に削減。日本自動車工業会が定める自主削減目標を達成しています。さらに、リサイクル材の適用を拡大するなど、環境への配慮もさまざまな角度から実践しています。
資源やエネルギーを集結し、様々な工程を経て商品を生み出す生産活動。そのあらゆる側面で、地球環境への影響をミニマムに。Hondaは、「グリーンファクトリー計画」を世界で推進しています。また高効率化の対策を進め、天然ガスコージェネレーションシステムの導入や太陽光発電の設置によりCO2排出量の削減にも積極的に取り組んでいます。
Hondaの太陽電池は、シリコンを使わず、発電層を薄い膜状の半導体とすることで、製造時の消費エネルギーや排出CO2を少なくし、環境に優しく製造することができました。この太陽電池を2007年10月より、Hondaの100%子会社である(株)ホンダソルテックで製造・販売することで、Hondaは地球温暖化防止に積極的に貢献しています。
地域社会とHondaの工場の境界には、創業者の考え方(グリーンベルト構想)に基づき、1976年から「ふるさとの森づくり」と名付けた緑化活動をスタート。工場や事業所の周りに、それぞれの地域に本来自生している多様な植物を育て、環境美化、地域とのコミュニケーションに役立てています。