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NSX Press 2008 vol.33 News & Topics

NSX オーナーズ・ミーティング 2008 鈴鹿ともてぎで開催中!

自らのスキルアップを実感し、NSXのオーナーであることのよろこびを、さらに深いものとするNSX オーナーズ・ミーティング。
基礎的なレッスンからスタートし、初めての方でも安心して参加できる「ベーシック・コース」(※2008年度のベーシック・コースのスケジュールは全て終了しました)と、さらにハイレベルな内容に挑戦する「アドバンスド・コース」。経験やレベルに応じたコースをご用意しています。
また、2dayコースではサーキット内のホテルに宿泊し、ディナーを味わいながら講師陣やNSXオーナー同士との語らいをお楽しみいただけるのも、大きな魅力。NSX fiestaの走行プログラムを、安全にご堪能いただくためにも、ぜひNSXオーナーズ・ミーティングにご参加ください。

2008年度 NSXオーナーズ・ミーティング開催スケジュール

詳しくはNSXオーナーズ・ミーティングのWEBサイトをご覧ください。

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真夏の祭典「鈴鹿1000q」ファンの声援を受けて勝利をめざす。

Hondaのレーシング・スピリットを全身に宿し、勝利のみをめざして戦い続けるNSX-GT。今シーズンは、ディフェンディングチャンピオンである「ARTA NSX」を始め、5チームから全5台のNSX-GTがエントリー。2年連続のタイトル獲得を目指し、強力なライバルたちを相手にエキサイティングなバトルを繰り広げています。
第5戦のスポーツランドSUGOラウンドでは、予選上位3台をNSX-GT勢が占める中、ポールポジションからスタートしたTAKATA 童夢NSXが今期初勝利。
ポイントランキングで首位に立ち、終盤戦に向けて猛チャージをかけています。
第6戦となる、真夏の祭典「鈴鹿1000km」は、2008年のNSX fiestaと同時開催。NSX-GT勢は、NSXオーナーからの声援を力に変え、マシンにとっても、ドライバーにとっても過酷な約6時間のレースを全力で戦い抜きます。
ファンの熱い声援を受けて走るNSX-GTの活躍に、どうぞご期待ください。

SUPER GT NSX
Owner Interview 国境なき、スーパースポーツ。

NSX CLUB of JAPANを主宰する富吉さんには、夢がある。少し考えるだけでも楽しくなるような、幸せに満ちた夢は、実現に向けて着実に動き始めている。
それは、2年後の2010年に迎える「NSX生誕20周年」を、日米欧のNSXオーナーとともに、日本で盛大に祝おうというもの。
「THE NSX CLUB OF AMERICA会長のラリー・バスタンザさんも賛同してくれて、『20周年のイベントには必ず行くから!』と話していましたし、ヨーロッパの人たちとも、そのイベントに向けた交流が始まっています。今度、スイスのNSXオーナーとも初めて会うんですよ」。
アメリカもヨーロッパも、もちろん言葉も違えば文化も違う。しかし、NSXを愛することに、世界のどこに住んでいるかということは関係ない、と富吉さんは語る。NSXが切り開いた「スポーツカーでありながら誰もが楽しむことのできる走り」は、世界中の人に国境など軽々と越えさせてしまう感動を与え、それを分かち合うというコミュニケーションを生み出したのだ。

目の前に続くワインディング。相手はスーパースポーツ。これまで乗ってきたクルマとは違うはずだという想いもあった。初めて憧れのNSXのステアリングを握った富吉さんは、助手席にいるそのNSXのオーナーである知人に「何速で走ればいいんですか?」と尋ねたという。返ってきた答えは「何速でもいいよ」。その言葉通り、NSXは何速を選んでいても、山道を泳ぐように走った。3人家族に2シーター…という迷いはあったが、1993年1月にNSXは富吉さんのもとへやって来た。納車の日、ディーラーの駐車場から出てすぐに、路面に吸い付くように走る感覚に感動したのを、今でも昨日のことのように思い出せるという。大雨という、注意の必要な天候ではあったが、夜も更けるまで500kmもの距離を走った。走りの楽しさが、富吉さんの心を捉えて離さなかったのだ。
NSXは、海を隔てた先のオーナーたちの心をも、同じように虜にしていたのだろう。だからこそ、アメリカのオーナーも、NSXを生み出した国、日本との交流を求めていた。NSX CLUB of JAPANの英語版ホームページを通じて届いたメールには、こう記されていた。『日本にはNSX fiestaというすばらしいイベントがあると聞きました。ぜひ参加させてください』。「最初は冗談だと思ったんですが…」と、富吉さんは笑う。しかし彼らは、大まじめだった。1998年のNSX fiestaには22人ものアメリカ人NSXオーナーが来日。以降、このイベントに海外のNSXオーナーが姿を見せることは珍しいことではなくなっている。

富吉さんもまた、アメリカへ渡って交流を楽しんだ。そこではオランダ人NSXオーナーとの出会いもあった。その関係を通じて、ニュルブルクリンクも訪れた。ル・マンで、NSXに声援を送ったのも忘れられない思い出だという。富吉さんは語る。「Hondaはマーケットの調査だけではなく、自らの信念に基づいてNSXを送り出していますよね。専用の工場までつくって…。だから、NSXにはそこに込められた熱いハートを媒介にして、すばらしい出会いを生み出す力が備わっているのだと思います。こんなことができるクルマは、他に思いつきません」。
さながら、言葉も文化も越えて分かち合える美しい音楽のように。
NSXは誕生20周年を前に、今も新たな出会いを生み続けている。

NSX CLUB of Japan代表 冨吉 啓文氏

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