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モックアップモデル
による風洞実験 |
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通常クルマのデザインを進めていく場合、イメージスケッチをおこし、
空力面からの手法をスタイリングに取り入れるのが一般的です。
インサイトでは、スケッチの前段階から空力面を最優先して理想的な
フォルムを想定したクレイモデルの「空力実験車」を
風洞実験室に持ち込み、繰り返し性能を検証。
実用性や視界、ヘッドクリアランスなど、クルマとしての
使いやすさを備えながら、まさにミリ単位のトライを繰り返すことで、
量産車としては究極とも言える空力性能を獲得しています。
デザイナーが風洞実験室を工房にした、手づくりの「風のデザイン」を実現し、
インサイトのスポーティエアロフォルムを完成させました。 |
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●インサイトのデザインの流れ |
Step:1
風洞実験用モデルテスト |
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Step:2
デザインスケッチ |
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Step:3
最終レンダリング |
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空力ベストフォルムの
追求。 |
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未来的なイメージの
スタイリング。 |
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空力とスタイリングの
両立。 |
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フォルムは、ボディの細部にわたり徹底的な空力処理を実施。 |
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インサイトは、リアトレッドをフロントよりも狭くしてリアサイドを絞り込むとともに、ルーフからの最適な傾斜角を探り出すことで、極めてスムーズな空気の流れを実現しています。またフロント部ではフロントマスク全体に丸みを持たせて、空気が上下左右へスムーズに流れるようにし、ボンネット先端の高さを低く設定。さらにキャビンのヘッドクリアランスを充分に確保したうえで、前面投影面積をできる限り小さくし、空気抵抗を低減しています。
またサイド部ではフロントフェンダーの形状の最適化や、リアホイールスカートの採用、アンダー部のカバーの採用などによって、空気をボディに沿って流すとともに、タイヤへの抵抗を可能な限り抑制しています。さらにボディの下回りをフラットフロア構造として整流効果を高めるなど、ボディのいたるところに空力処理を施しています。
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クレイモデルによる風洞実験室でのデザイン |
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