Round10フランスフランスGP

Moto3

2020年10月10日(土)

ル・マン・サーキット
天候:晴れ
気温:15℃
コースコンディション:ドライ

第10戦 フランスGP

ハウメ・マシアがトップタイム。ジョン・マクフィーが3番手

Moto3クラスは、ハウメ・マシア(Leopard Racing)が、昨年のアルゼンチンGP以来のポールポジションを獲得しました。今年はこれが初フロントローからのレースとなります。マシアは第5戦オーストリアGPで2位表彰台に立っていますが、今大会は昨年のアルゼンチンGP以来の優勝を目指します。

昨年からの大会2連覇を目指すジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が3番手。今季2勝目と大会2連覇の期待が膨らみます。

5番手にはセルジオ・ガルシア(Estrella Galicia 0,0)で今季ベストグリッドを獲得。前戦カタルニアGPでは今季ベストの4位でフィニッシュしており、今季初表彰台獲得と今季初優勝が期待されます。

6番手にはガブリエル・ロドリゴ(Kömmerling Gresini Moto3 )。フリー走行は総合20番手に終わりましたが、Q1からQ2に進出を果たしポジションを上げました。そして、総合4位につけるトニー・アルボリーノ(Rivacold Snipers Team)が7番手と続きました。前戦カタルニアGPでは今季3回目の表彰台獲得となる2位。今大会は今季初優勝を目指します。

以下、デニス・フォッジア(Leopard Racing)が11番手、総合首位の小椋藍(Honda Team Asia)は、Q2で転倒を喫し17番手。今大会も追い上げのレースに注目されます。

ルーキーの山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)は、Q1からQ2進出を果たしますが転倒を喫し18番手でした。

総合6位で、今大会3戦ぶりに復帰の鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は、20番手。初日10番手と好調なスタートを切った国井勇輝(Honda Team Asia)はFP3で16番手へとポジションを落とし、Q1でも10番手と思うようにタイムが伸びず24番手グリッドとなりました。

 

コメント

ハウメ・マシア(Moto3 1番手)ハウメ・マシア
「今日は最高の日でした。うれしいです。ようやく努力が報われました。自信はあります。明日はいい仕事がしたいです。チームの仕事に本当に感謝しています」

ジョン・マクフィー(Moto3 3番手)ジョン・マクフィー
「予選で2列目までを獲得することがとても重要なことは分かっていました。このサーキットではオーバーテイクが難しいからです。できる限りスムーズに走行し、タイヤの左側をできる限り温めるようにがんばりました。今日は少し戦略を変えて、グリーンのライトが点灯したらすぐにコースに出ました。でもイエローフラッグでその計画が無駄になってしまいました。そしていつものようにみんな同じ状況になり、セッションの最後にアタックしなければならなくなりました。このサーキットではスリップストリームが大きく役に立つので、少しナーバスになりました。でも結局単独でラップタイムを出しました。今のペースにはとても満足しています。予選の最後に何度か危ない瞬間がありましたが、うまくコントロールできました。明日のレースが楽しみです」

セルジオ・ガルシア(Moto3 5番手)セルジオ・ガルシア
「今日も天候が回復しましたが、依然として気温は低いままでした。しかし、路面コンディションはかなりよくなりました。走り始めから快適で、単独で走りましたが、周回するごとに前進できました。Q2はトップ10に入りたいと思っていました。難しいとは分かっていましたが、5番手でフィニッシュできました。レースへ向けていいペースがあると思います。力強い走りができると信じています」

小椋藍(Moto3 17番手)小椋藍
「昨日は不安定なコンディションでしっかり乾いた路面での走行はできませんでした。そのため今日はレースに向けてベストなセッティングを見つけ、自信を得るための日にしたかったのですが転んでしまいました。路面は冷えていましたが、前戦カタルニアGPほどは遅くはありませんでした。フィーリングもよかったのですが、転倒をしたタイミングが最悪でした。明日はまた後方からのスタートとなります。最善を尽くし、次のレースにつなげたいです」

山中琉聖(Moto3 18番手)山中琉聖
「気温は低く、グリップも不足していましたが、今日はすべてがスムーズに進み、それほど難しくはありませんでした。タイムを更新することができたし、ペースも上がりました。Q2に進めたことが何よりもよかったです。昨日の時点では、Q2は難しいと感じていました。チームのおかげです。しかし、Q2の転倒は本当に残念です。まだタイムを出していなかったので焦っていました。明日のレースはしっかりと追い上げたいです」

國井勇輝(Moto3 24番手)國井勇輝
「今大会は、初めてダイレクトにQ2に進めると思いましt。自信もあったしフィーリングもよかったです。しかし、コースに出るタイミングなど、予選のマネージメントの経験がもっと必要だと感じました。結果は24位でしたが、自信を取り戻せています。ペースも悪くないので明日のレースが楽しみです」

Moto3 リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム
15ハウメ・マシアHonda1'41.399
275A.アレナスKTM1'41.419
317ジョン・マクフィーHonda1'41.846
425R.フェルナンデスKTM1'41.856
511セルジオ・ガルシアHonda1'41.920
62ガブリエル・ロドリゴHonda1'41.947
714トニ・アルボリーノHonda1'41.962
871佐々木歩夢KTM1'41.982
955R.フェナティハスクバーナ1'42.190
1013C.ヴィエッティKTM1'42.363
117デニス・フォッジャHonda1'42.383
1240D.ビンダーKTM1'42.539
1316A.ミニョKTM1'42.544
1482S.ネパKTM1'42.597
1599C.タタイKTM1'43.112
1627鳥羽海渡KTM1'43.305
1779小椋藍Honda1'43.010
186山中琉聖Honda1'42.444
1923ニッコロ・アントネッリHonda1'42.627
2024鈴木竜生Honda1'42.636
2112フィリップ・サラクHonda1'42.796
229D.ピッツォーリKTM1'43.023
2321A.ロペスハスクバーナ1'43.117
2492國井勇輝Honda1'43.118
2552ジェレミー・アルコバHonda1'43.226
2654R.ロッシKTM1'43.338
2753D.オンジュ KTM1'43.623
2889カイルール・イダム・パウィHonda1'43.640
2950J.デュパスキエKTM1'43.660
3073M.コフラーKTM1'43.886
3170B.バルテュスKTM1'44.161

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