Round09カタルニアカタルニアGP

Moto3

バルセロナ・カタルニア・サーキット

第9戦 カタルニアGP

総合2位の小椋藍が初優勝を目指す

Moto3クラスは小椋藍(Honda Team Asia)が総合2位につけています。8戦を終えて2位2回、3位4回というすばらしい結果を残してきました。今年は最終ラップまで大集団の戦いとなることが多く、全く予想がつきません。その中で小椋は安定した走りを見せています。総合首位のアルベルト・アレナス(KTM)と2点差。今大会は念願の初優勝達成と総合首位を目指します。

ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が総合3位と続いています。第7戦サンマリノGPではHonda通算798勝目を達成しました。連戦となった第8戦エミリア=ロマーニャGPは、19番グリッドから決勝に挑み10位でしたが総合3位をキープしました。

前戦エミリア=ロマーニャGPの予選で転倒、左手首を骨折した鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は今大会を欠場します。復帰の時期は未定です。

前戦エミリア=ロマーニャGPで今季初のフロントロー2番手を獲得も決勝で11位に終わった総合6位のトニ・アルボリーノ(Rivacold Snipers Team)が、今大会は今季3回目の表彰台獲得に挑みます。総合7位のガブリエル・ロドリゴ(Kömmerling Gresini Moto3)は、ここまで、予選の速さを決勝結果につなげられない悔しいレースが続いていますが、今回はその速さを結果につなげる意気込みです。

総合8位のハウメ・マシア(Leopard Racing)はホームGPを迎え、今季2回目の表彰台獲得を目指します。

ルーキーの山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)は、チームの本拠地、そして自身がヨーロッパの本拠地とするバルセロナで第3戦アンダルシアGPの9位をしのぐベストリザルトを目指します。同じくルーキーの國井勇輝(Honda Team Asia)もチームの本拠地、そしてバルセロナを拠点とするだけに今季初のポイント獲得に挑みます。

コメント

小椋藍(Moto3 総合2位)
「ミサノでは2回とも表彰台に上がることができたので、バルセロナのレースに向けて気分はとてもいいです。なにを改善しなければならないかは分かっています。それがとても明確なので、金曜日と土曜日に改善できるように一生懸命取り組みたいです」

ジョン・マクフィー(Moto3 総合3位)
「バルセロナはとても好きなサーキットです。過去に力強い走りをしたことがあります。昨年は最終ラップの2コーナーまで優勝争いをしました。今、アンドラに住んでいます。今年はシルバーストーンでレースがないので、バルセロナは今シーズンのホームレースのようなものです。どんな結果を達成できるか楽しみです」

トニ・アルボリーノ(Moto3 総合6位)
「ミサノは2レースとも接近戦となり、2位と6位を獲得できました。でもバルセロナではもっといいレースをしたいです。チームは、僕に強いマシンを準備するために一生懸命取り組んでいます。あとは日曜日に僕が仕事を完成させるだけです」

國井勇輝(Moto3 総合26位)
「ミサノで行われた2レースで少し前進できたと思います。今週末は同じ方向性でがんばりたいです。もちろんもっといい結果を残したいので、引き続き学びながら、落ち着いて取り組み、いいレースをしたいです。バルセロナのサーキットはテレビを見てよく知っているので、今回のGPはうまくいくと思います」

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