Round16日本日本GP

Moto2

2019.10.19(土)

ツインリンクもてぎ

第16戦 日本GP

マリーニが今季初ポールポジション。
IDEMITSU Honda Team Asiaのチャントラは6番手

Moto2クラスは、フリー走行、予選ともにウエットコンディションとなり、ルカ・マリーニ(SKY Racing Team VR46)が今季初ポールポジションを獲得しました。前戦タイGPで今季初優勝を達成しているマリーニは今大会、2連勝を目指します。

2番手にはランキング総合2位のアウグスト・フェルナンデス(Flexbox HP 40)、3番手にロレンソ・バルダッサーリ(Flexbox HP 40)、総合首位のアレックス・マルケス(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が4番手と続きました。総合首位のマルケス弟と総合2位のフェルナンデスの差は40ポイント。チャンピオン争いが注目されます。

5番手にはホルヘ・ナバロ(Beta Tools Speed Up)、6番手にはチームのホームグランプリを迎えたソムキャット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)で、決勝では2戦連続シングルフィニッシュと今季ベストを目指します。

7番手にトーマス・ルティ(Dynavolt Intact GP)、8番手にマルコ・ベツェッキ(Red Bull KTM Tech 3)、9番手にマルセル・シュローター(Dynavolt Intact GP)、10番手にレミー・ガードナー(ONEXOX TKKR SAG Team)と続きました。

ホームグランプリに闘志を燃やす長島哲太(ONEXOX TKKR SAG Team)は、乾き始めた路面に苦戦し、タイムを伸ばせず16番手。ツインリンクもてぎが初体験となるディマス・エッキー・プラタマ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、初日29番手から25番手へとポジションを上げました。長島、プラタマともに決勝では追い上げのレースに挑みます。

コメント

ルカ・マリーニ(Moto2 ポールポジション)
「今日は、最後にピットを出てだれにも後ろをつかせず、また、乾いた路面を最大限活用するのが作戦でした。これがうまくいって、すばらしいラップタイムと最高のポジションで終えることができました。僕たちは、どんなサーキットにも適応できるベースセッティングを見つけました。マシンはうまく機能しました。ブレーキングとコーナー進入でかなりプッシュできました。これは僕のスタイルに合っています。マシンはアラゴン以降うまく機能しています。この勢いをキープして、力強くシーズンをフィニッシュできることを願っています」

アウグスト・フェルナンデス(Moto2 2番手)
「フロントローを獲得できて満足です。明日はドライレースになりそうですが、初日に苦戦したので、自分たちのレベルを今一つ把握できていない面があります。そのため、フロントローからスタートできることは重要です。明日はバイクに少し変更を加えるので、やや手探りで始めることになります。大切なのは、2番手からのスタートだということです。先頭集団についていけることを願っています」

ロレンソ・バルダッサーリ(Moto2 3番手)
「今日は、チームワークがよかったので、とても満足しています。予選では、与えられた状況のもと、早い段階でいいタイムを出することがとても重要です。終わったあとに修正するのは難しいからです。決勝はドライになると思うので、トップグループに残れるリズムはあると思います。少し調整が必要な部分はありますが、ウォームアップで試したいと思います。明日の準備はできているので、もてぎのレースを楽しみたいと思います」

ソムキャット・チャントラ(Moto2 6番手)
ソムキャット・チャントラ「ウエットコンディションは難しく、FP3では大きな転倒をしてしまいました。この転倒でセッティングをする貴重な時間を失いました。でもチームが全力で私をQ1に送り出してくれました。バイクはしっかりと修復されていたし、自信を持って走行に挑めました。Q2は徐々に路面が乾いていくという難しい状況でしたが、懸命に走りました。でも、最後のフライングラップでまた転倒をしてしまいました。今日、何度も転倒をしましたが、完ぺきにバイクを修復してくれたスタッフに感謝します」

ディマス・エッキー・プラタマ(Moto2 25番手)
ディマス・エッキー・プラタマ「FP3はウエットコンディションに慣れるために時間を使いました。特にブレーキングとコーナーでのフィーリング向上に努めました。Q1では、FP3での転倒を繰り返さないように心がけながら、ほかのトップライダーたちとコースで競うことができました。明日は、25番手からのスタートとなりますが、3カ月間、レースから離れていたことを考えると、このグリッドは悪くないと思います」

Moto2 リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム
110ルカ・マリーニKALEX2'00.985
240アウグスト・フェルナンデスKALEX2'02.133
37ロレンソ・バルダッサーリKALEX2'02.212
473アレックス・マルケスKALEX2'02.306
59ホルヘ・ナバロSPEED UP2'02.411
635ソムキャット・チャントラKALEX2'02.435
712トーマス・ルティKALEX2'02.483
872マルコ・ベツェッキKTM2'02.558
923マルセル・シュローターKALEX2'02.598
1087レミー・ガードナーKALEX2'02.687
1162ステファノ・マンシィMVアグスタ2'02.714
1233エネア・バスティアニーニKALEX2'02.982
1327イケル・レクオナKTM2'03.073
1488ホルヘ・マルティンKTM2'03.077
1522サム・ロースKALEX2'03.479
1645長島哲太KALEX2'03.517
1711ニッコロ・ブレガKALEX2'03.677
1841ブラッド・ビンダーKTM2'05.963
以下Q1  
195アンドレア・ロカテリKALEX2'04.132
2097チャビ・ビエルゲKALEX2'04.219
2121ファビオ・ディ・ジャンアントニオSPEED UP2'04.349
222イェスコ・ラフィンNTS2'04.663
2354マティア・パシーニKALEX2'05.053
2416ジョー・ロバーツKTM2'05.476
2520ディマス・エッキー・プラタマKALEX2'05.642
263ルーカス・ツロヴィッチKTM2'05.850
2764ボウ・ベンドスナイダーNTS2'05.960
2877ドミニク・エガーターMVアグスタ2'06.355
2965フィリップ・エッテルKTM2'06.725
3018シャビ・カルデルスKTM2'07.283
3147アダム・ノロディンKALEX2'07.613
以下FP2    
3296ジェイク・ディクソンKTM1'51.816

フォトギャラリー

ニュース